昨日から学校のグループレッスンに参加させてもらった。学校所属のダンサー達と練習ができ、憧れの先生から直接指導を受けられる。朝7時に始まって12時ごろまで続くので(途中からは知らない曲の練習になるので私は見ているだけなのだが)、とても疲れる。夕方からいつも通り2時間の個人練習もあり、これでさらに自分で復習しようと思うと体力の限界を感じてしまう。いくら練習してもいいとはいえ、遅い時間に大きい音をたてるのも下の住民に申し訳ないので、自分の部屋で練習するなら9時までと決めているし、ご飯を作ったり洗濯とアイロンがけをしたりシャワーを浴びたりすると、もう自由に使える時間がほとんどない。


おとといつけたばかりのインターネットの調子が最悪で、システムエラーのメッセージがしょっちゅう出て来て、シャットダウンができなくなってしまうので今日再び見に来てもらったのだが、私のパソコンに問題があるからだと言われてしまった。私は今までずっとインターネットカフェに自分のノートパソコンを持って行って使っていたのだが、一度もエラーなんて出たこともないしシャットダウンできなかったこともない。私のは日本から持ってきたパソコンなので、ここの会社のシステムには合わないのだと思うと言ったのだが、パソコンはみんな同じだし、このモデムはどんなパソコンにも使えるのだと言って譲らない。(つまり自分達にはなんの責任もないと言っている)こんなときにパソコンのことを良く知らないのは不利だ。でも、ここで折れては彼らの思う壺になってしまう。日本語が読めない人にパソコンをあれこれいじられて、これ以上調子が悪くなったらそれこそ困るので、私はルーシーに電話して明日キャンセルの電話をかけてもらうようにお願いした。


 その後、同じフロアに住んでいるインド人にキッチンでたまたま会ったので、部屋でインターネットをやっているかどうか聞いてみたところ、やっていると言う。どういうものを使っているのか見せてもらうと、同じタイプだけど会社が違うものだった。彼のはTATAというインドでは有名な会社のもので、彼によると、TATA社はこの分野にはまだ新しく参入してきたばかりなので、私が使っているRELIANCEという会社(この業界ではトップらしい)の方が速いはずだと言う。だけど私のは何かおかしいと思うと言うと、速度を見てくれた。彼のは230Kbpsで私のは28.8Kbps。これはいくらなんでも遅すぎると彼も言った。そして、外人だから分からないと思ってだましているのかもしれないから、明日電話をかけて事情を話してあげると言ってくれた。


 最初にルーシーの家で待ち合わせたとき、RELIANCEのスタッフは1時間以上遅れてきて、ルーシーはかなり怒っていた。2回目も1時間遅れで来たし、3回目は暑いから昼間行くのは嫌だとだだをこねた。これが日本だったら信じられないことだ。インドでは時間を守らない人間は信用してはいけない、今までの経験からそう確信した。何をやるにも1度では済まないインド。今日も1時間半、私の貴重な時間を削られた。

(*そういうわけで、自分の部屋でインターネットをする計画はまた振り出しに戻りました。パソコンに詳しい方、なにかいい情報があったら教えてください。)