こんにちは、こんばんは。
昨日はとんでもない訃報が舞い込んできましたね。
私は「ドクタースランプ」のデビュー掲載を少年ジャンプでリアルタイムに読んだ世代です。
年の離れた姉が何故か少年ジャンプを購読してたので、横から拝借して読んでたんですが、
あれは、結構な衝撃でしたね。
なんだこりゃ?はちゃめちゃだなーって感じの。
ところで思うのは、3年前にベルセルクの著者も54歳の若さで急死されたんですけど、
作家、特に漫画家の寿命が短い。急死が多い。
若い頃から体を酷使してるからじゃないんですかね、締め切りに終われて。
私若い頃、あこがれてた業界なので、(15歳頃ね。漫画家とか作家になりたい時期だった)
怖いもの知らずで小説とか漫画の作家さんとかと知り合う機会があったんですけど、
皆さんまー、締め切りに追われてること!
作業場にとじこもって徹夜もざらだし、力のあるアシスタントをお互いにまわしあってというか
奪い合ってというか、クリエイティブな現場というより、肉体労働の現場、って感じがした。
肉体がすごく疲弊する業界、なのに、頭を使ってクリエイティブを生み出す業界。
頭は仕方ないにしても、肉体もダブルパンチだと寿命も縮まるってものでは?
しかも、一部の世界的に売れた作家はとにかくとして、日本の場合クリエイターは、
食べていけないという労働環境もあって、ダブルワークしてたりするから、更に過酷。
かくして、作家はつぶれてしまうのではないかと。
50代とか60代って、日本の平均寿命からしたら、短すぎる。
普通なら最低でもあと10年、20年があったわけで。
若い時からの過労が相当に蓄積されて、結果、寿命を縮めてるのではないか?
なんかなー、作家という個人の才能を企業が貪り尽くしてるようにしか見えない出版業界。
そこから更に貪り尽くす、制作の業界。
ネタを欲しがる気持ちはわかるが、安く買い叩くの生活とか命に関わるからだめよ。
島国だからって、世界のスタンダードから大きく外れたシステムで企業が守られて、
代わりに作家個人が命削って死ぬような日本という島国は、もうちっと何とかならんのか。