こんにちは、こんばんは。
朝ドラ「とと姉ちゃん」で、再び脚光を浴びた、生活総合雑誌『暮らしの手帖』ですが、
今年、創刊75周年だそうです。
ドラマでは、創刊に至る物語が描かれているのですが、神保町とご縁のある当店は、
先週末、暮らしの手帖の名物副編集長であり、記事タイトルの手書き文字なども自ら手がけた
二井さんの集いに、微力ながらご協力させて頂きました。
あいにく当店のレストランは、現在断水中で水が使えないので、イベント会場にて、
出張料理人をやってきました。^^;
厨房は、イベント会場に併設の簡易キッチンをお借りしました。
海外出張も多かった故人とその人脈には、普通のお料理よりも、少し個性的な方が良い、
とのことで、ご指名頂き、トルコ料理、インド料理、北アフリカ料理などの4品のお料理を、
ご提供させていただきました。
主催側に、昨年、当店のランチに食べに来て頂いた事があり、そのご縁です。
ランチ・バイキング用のスープジャーや炊飯器などが、イベント会場で役に立ち、
今後もこんな活動ならできそう、、、いや待て、違うだろ?とか思いつつ、夜は更けました。
日ごろ、私は自炊を全くしない人で、食事は基本、オール外食ですが、
コロナという異常な事態の中で、たまたまレストランを引き取ることになり、手に職といいますか、
中東料理が作れるようになりました。
外国人のシェフ達が全部目分量で料理するので、シェフが変わる度に料理の味がかわるから、
店としては、まずいだろ?と、レシピおこしをしたのがきっかけです。
それで、半年位かけて、全部のお料理のレシピおこしをした結果、自分も料理ができるようになった。
まあ、オーナーとして、現場スタッフの仕事はひととおり経験しておくべきだと思ってましたが、
まさかこんなに料理をする自分は、想像できなかったです。笑
ーま、成せば成る!
そして、昨年の日テレでは、私はなんと“オーナーシェフ”って紹介されてました。
そして、周辺にはそれが意外と受けて、更に驚き。^^;
人生なにがあるかわかりません。。。
レストランは、12月にTBS、来年2月には、フジTVの取材申し込みが入ってるんですが、
たぶんそれまでに水漏れが直ることは無いでしょうから、企画は全部だめになるでしょうが。。。
というわけで、店はメディア受けがよくそういう意味で人気だが、営業できない日々が続き、
このまま閉業の可能性も出てきた、という、更に人生どうなるかわからん事態に、困惑中です。
でも、手に職がついたので、会社がつぶれても、中東系のレストランで働けるかも?
地に足をつけて、しっかりと働こうって、人の厨房をかりて仕事しながら、そんな事思ったり。
又こんな機会があるかわかりませんが、人生初の出張料理人の仕事が、暮らしの手帖社さんの
集いって、すごいよね、私。^^;
すごく光栄だったので、料理に対する姿勢が少し変わった気がします。