こんにちは、ジジです。
『フェイス・ペイント』の話の流れの続きです。
過去に、理・美容法の確認で保健所へ行った際に、ついでに知った事もご紹介しておきます。
『フェイシャル・エステ』についてです。
エステサロンのメニューに、フェイシャルのメニューが入ってるお店がありますよね?
これも“フェイス=もろに顔”の、エステ、なので、美容師の資格が必要だと言われました。
フェイシャル以外の部分(デコルテまで)なら、その資格は不要とのことでした。
実際には、資格なく、やっちゃってるエステサロンが多いと思いますが、
これも、保健所曰く、同業他社のリークがあれば、摘発に行かざるを得ないんだとか。
ところで、マツ毛のエクステに美容師の資格が必要なことは既に広く知られましたが、
ブライダル・シェービングになると、今度は理容師の国家資格が必要なんですよ?
顔そりは、理容師の領域なのです。
なので、「睫毛だけ何で美容師なんだ?」という不満が当時この業界には結構あったそうですが、
ポイントは、それが、“エクステ”だったから、ということ。
理容室と美容室の違いは、前者は、『整える処』、で、後者は、『美しくする処』、という定義です。
^^;
「ぶっちゃけ同じだろ?」と言いたいですが、『お掃除』と『装飾』の微妙な違い?という感じかな?
『引き算』と『足し算』の違い、とも言えるかな?
この法律が出来た時代背景が反映された言葉ですが、『カットは床屋、パーマは美容室』ってね。
カットは整える行為、であり、パーマは、美しくする行為、だと区別されているのです。
この法律は、パーマが登場したばかりの頃に出来た古い法律なので、当時はエステもエクステも
無い時代ですが、現代において、頭などデリケートな部分に触れるには、国家資格で守った方が
良いと考えたんでしょうねえ?粘膜が近いからですからね。
ーよって、汚れをとる程度なら無資格でいいけど、プロフェッショナルとして施術し美容に貢献する
行為になると、資格が必要になる、ということになりました。
区別の目安のひとつは、使う薬品類と、施術方法と、金額のようです。
例えば、洗髪など、汚れとりだけだったら、資格は不要です。(シャンプーのコストも安い。)
よく、美容室で見習いのこが、カット前の洗髪を、担当してたりしますが、
あれは、法律的にも洗髪は、資格いらないからこそ出来るのです。
では、インドっぽい話にとびますが、『シロダーラ』等はどうでしょう?
あれは、額にごま油をたらす手法ですが、たまにエステサロンのメニューに入ってたりします。
手法は、油壺から自動的に油が落ちるシステムなので、そもそも人の手は体に触れません。
よって、資格が不要です。
(但し、材料であるオイルの方に、法律の制限があり、厚労省の検査が必要です。)
ーというわけで、↓
★フェイシャルエステ=美容師の資格が必要
★顔シェービング=理容師の資格が必要
★洗髪=資格不要
★シロダーラ=資格不要
なお、ネックラインについてですが、施術がデコルテラインとの延長線上にある場合は、資格不要です。
背中から首も同様の扱いで、あとは個別の案件毎の判断になるとのことでした。
このあたりは、先日のボディ・ペイントの話と同じですね。
ところで、こんな話を私が何でしているかというと、皆さんが起業・開店する際に、驚くほど法律を
調べておらず、びっくりすることが多かったからです。
その一方で、一店舗でもライバル店が近所に出来て欲しくない同業他社は、てぐすねひいて、迎え撃つ。
美容業界は、運営の裏側は、ひっじょーにサバイバルですね!^^;
というわけで、私も、私の立場上、自分の店だけでなく、受講生さんのお店の両方を守るために、
法律の知識は欠かせず。『ネットの情報や噂や思い込みで物を言わない』は、基本中の基本です。
なお、保健所(税務署もですが)は、摘発を積極的にしたがっているわけではありません。
役所とは、国民の経済活動を妨害するためにあるのではなく、正しく運営される事を応援・指導する立場
なので、質問や相談にいくと、とても親切に教えてくれます。
我々の税金からお給料が出てるんですから、経済活動を後押しするのは、向こうの立場上当たり前?
かもですが、お陰で私も、過去に大金使って店を作り失敗する処を、事前に回避できたことあります。
役所とは仲良くすべきですね?笑