月と星と国旗(エジプトなど北アフリカとトルコの関係) | インド・アラブ雑貨と民族衣装店ジジ!(へナ&ジャグアARTスクール主催)

インド・アラブ雑貨と民族衣装店ジジ!(へナ&ジャグアARTスクール主催)

東京の神楽坂にて、インド・アラブ民族衣装と雑貨レンタル専門店+メヘンディ(ヘナ)アート/ジャグアタトゥのスクールを営む店主のブログ。衣装や雑貨は、CM、TV、映画、PV、雑誌などで実績多数。

月と星のデザイン。どこかの国旗に似ています。赤いPCを背景にしてみましたが、おわかりでしょうか?

答えはトルコ。

トルコの国旗は、北アフリカ(地中海沿岸)の国の国旗ともよく似ていますが、これが旧・宗主国がオスマン帝国トルコ、だったことに由来します。西サハラは、モロッコのところにあります。そして、アルジェ、チュニジア、リビアと、月と星のデザインがトルコにそっくりですね。

位置関係は、下記の地図でご確認。そして面白いのが、エジプトなんですが、近年まで変遷がありまして。

エジプトも、トルコ国旗とそっくりな時代がありました。200年の間に、最終的には“サラディン鷲”のマークに落ち着き、月と星ははずしました。

エジプトの国旗が、こんなデザインの歴史を経ているとは、驚きませんか?

つまるところ、トルコの支配下から、アラブの一員へと移行する過程での変化、といった感じです。

そして、このエジプトとその周辺国の国旗がまた、配色が同じで、意味があるのです。

血の色の赤、明るい未来を表す白、革命前までの暗い過去を表す黒。

これを、汎アラブ色といいます。エジプトの下のスーダンなんかも、国旗のベースカラーはこの色です。

国旗のデザインを見ると、どの国がどのイデオロギーに属しているのか、などが一発でわかります。

学校では国旗について取り上げることは殆どありませんが、本当は“国旗から読み解く世界史”というのがあっても良いくらいです。

ちなみに、旧トルコの領土はどれ位だったかというと、ヨーロッパは、ブルガリアやハンガリー、ルーマニアなど丸呑みです。

中東はイランイラク、ヨルダンにシリアを丸呑み。

そして、フランスまで進撃していましたので、フランスのプライドを傷つけ、いまだにEUに入れないことと、無関係ではないでしょう、という話は以前にもしました。ヨーロッパからみると、トルコは異教徒で、有色人種の国ですからね。

上記の地図で、イラン(サファヴィー朝)の横に「ムガル帝国」というのがちらっと見えます。

現在の北インドにあたりますが、ムガル帝国の語源は、モンゴル。始祖は、チンギス・ハーンの子孫といわれ、イスラム教徒でした。

なので、ムガル帝国時代の有名な世界遺産、『タージマハール』は、イスラム建築なのですね。

そして、フランス人がトルコ憎しで焼いた形が、月の形をあらわす、クロワッサン。

クロワッサンは、くれっせんと。三日月の意味です。憎いトルコの国旗の象徴的名デザインをパンの形にして、「食ってやる!」といって作ったのが、クロワッサン、という説が有力ですが、この話はどーしても笑ってしまいます。

今ではフランスを代表するパンのひとつで、とっても美味しいですけどね。

そういえば、世界三大料理は、フレンチ、トルコ、中国です。 ここでも戦ってるな。 笑

それから、前回インドの結婚式が豪華という話しましたが、エジプトは結婚式でお食事を出さないことも多く、結婚式の予算は、100-150名で、30-50万程度と、桁が随分違うんですね。

これまた、文化の違いといったところでしょうか。^^ ー面白いなと思います。