NHK Eテレ 2019年8月16日(金)24:00~25:47 | インド・アラブ雑貨と民族衣装店ジジ!(へナ&ジャグアARTスクール主催)

インド・アラブ雑貨と民族衣装店ジジ!(へナ&ジャグアARTスクール主催)

東京の神楽坂にて、インド・アラブ民族衣装と雑貨レンタル専門店+メヘンディ(ヘナ)アート/ジャグアタトゥのスクールを営む店主のブログ。衣装や雑貨は、CM、TV、映画、PV、雑誌などで実績多数。

楽しい3連休中に不愉快でしたらすみません。
でも、よろしければ、ぜひ拡散をお願いしたく思います。

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8月16日、深夜から、国の検閲により封印されていた映画「ひろしま」が、NHKのEテレで放映されます。(BSとかじゃないので、TVあれば誰でも見れるはずです。)

この映画の凄さは、原爆投下直後の様子が、30分以上にわたり再現され、限りなくドキュメンタリーに近い感じで映像化されていること。

つまり、私の記憶では記録写真だったものが、動いているみたいなもの。
原爆投下からたった8年後の制作だったそうです。-これも驚きです。
戦後のまだ食うや食わずに時代に、キャストの数はなんと8万8千人。(生存した被爆者達を含む動員)撮影のための巨大なセットも、23箇所も作られたそうです。

これは、日本映画史上、最大級のスケールだそうです。

戦争で疲弊し貧しい時代にこれほどの規模で記録映画を作ろうとした情熱や使命感に、驚きを感じます。

当時の様子をできるだけ正確に記録し、後世へ残すことで、戦争抑止を目的とした映画を作ろうとしたんだそうです。
しかし、上映直前の試写で、政治的な思惑(検閲)により封印され、国内では殆ど上映されることがなかったため、この映画の存在を知る人は一部の人となりました。

映像というメディアは、写真よりも、展示されている遺品よりも、伝える力が強いと思います。

(そこに生きて話し動く人間がいるので、生きている私たちに共感しやすいからではないでしょうか?)
-しかしその分、映画には検閲が厳密に行われたのだそうです。

映画が作られてから実に66年もの長きに渡る封印の理由を解明することも、現代の日本に照らし合わせ、非常に意味深いです。皆さんお察しの部分あるかと思いますが。

そして、映画そのものが拡散し観られることは、もちろん何よりも一番大事だと思います。
映画の放映に関する予告の推薦に、オリバー・ストーン監督がコメントをよせています。

「衝撃的だが、時間と共に原爆の破壊力は忘れられがち。この映像で悲惨な結果が、核拡散をしてはいけない理由を教える。」と言っています。

もちろん、死体やけが人、蛆虫や破壊された町など、誰も見たくないとは思います。

誰でも、綺麗なものの方がが見たいですよね、私もそうです。

でも、こういう映画を作った根底に、“人間の良心”が見える気がして。

8万8千人も参加しているという事実が、その理由を語っている気がして。

絵的には見るに堪えない悲惨なものでも、作り手の心が尊く美しいものに思えて。

そういう美しいもの(メンタル的に)が見たいという気持ちが私にはあります、だって連日ひどいニュース、ひどい世の中だから、たまには心の綺麗な何かが見たい。

そして夏くらい、過去の戦争について考え、死者に寄り添える日本人でありたい。

普段は、楽しく普通の生活を享受していても。

私たちは皆、当時戦争を生き伸びた人達の子孫であるということ。

逆に生き残れなかった多くの人達の最後と、その思いを、66年前に生き延びた私たちの先祖が、必死に映像に記録したということ。この真心と勇気に、心打たれるものがあります。

被爆者は、当時を思い出し、撮影が辛かったといっています。

それでも、生き延びた自分たちがやらねばと思ったということです。

そして当時、放映できない事情(時代背景)があったことや、長い年月の末に映像フィルムそのものが劣化し、放映に耐えられなくなったこと、それらの修復費用を北米の大手メディア会社が出資したことも、私は知りたかった。

映画は、誰かを憎ませる政治的な意図があって作られたものでは無いことは、このことからも明らかです。
そして、北米、ヨーロッパ、アジアで放映されましたが、日本ではなかなか放映できず。。。
まー諸々さておき、今週、8月16日の金曜日、NHKのEテレで、深夜零時、放映されます。

私もフルで観るのはそれがはじめてとなります。

(鼻をかむティッシュを用意して観ようと思ってます。)

折りしもその日、私の誕生日なので、自分への一番のプレゼントになるかも。

(本音は、15日終戦記念日のゴールデンタイムに放映しろよ!と思いつつ)

皆さんもぜひご一緒に深夜の映画鑑賞、いかがでしょうか?と心から。