親が捨てられない物を家から平和に出す | インド・アラブ雑貨と民族衣装店ジジ!(へナ&ジャグアARTスクール主催)

インド・アラブ雑貨と民族衣装店ジジ!(へナ&ジャグアARTスクール主催)

東京の神楽坂にて、インド・アラブ民族衣装と雑貨レンタル専門店+メヘンディ(ヘナ)アート/ジャグアタトゥのスクールを営む店主のブログ。衣装や雑貨は、CM、TV、映画、PV、雑誌などで実績多数。

老母の引越しがいよいよ月末に迫り、片付けも佳境ですが、見ていると、母自身のものよりも、意外と、祖父母のものなどの方が、捨てられないようです。

例えば、蓄音機で聴く、絶対に要らない1920年代のレコードとか。

そういうものは、いらないからって無理に捨てるのはメンタルに良くないので、人にもらってもらうのが一番なのですが、駄目だったら、最後はお寺などでお焚き上げしてもらうのが良いと思います。

古いお人形や絵とかは、捨てられない上に人にもゆずれないので、これはお焚き上げ。

家具や家電などは、ジモティーで出品すれば、速攻で誰か取りに来てくれます。

欲をかかずに、「無料でどうぞ」にしておけば、多少古くて年季が入ってるダイニングのセットやワゴンでも、欲しがってくれる人は必ず居ます。食器類も同様です。

一戸建ての家財道具の処分の見積もりは、この努力次第で、みるみる減額されていきました。

家財を減らした結果、業者による処分価格はどんどん下がって、スタートは、50~30万→15万→8万。←今ここ!

ちなみに近所の知人宅は、家財処分に80万円もとられていました!ひー!
一戸建てに家族3人で長く住み、物をためこみ、ご両親の死をきっかけに家を処分することになったのですが、彼女は業者に丸投げしたのです。その結果がこれ、、、
流石に本人も金額見てびっくりしたそうですが、後の祭りで。。。><

新居に80万使うならばとにかく、廃棄処分のために80万使うのは、お金の使い方としても、残念な感じが、、、

捨てられなかったら、欲しい人にあげれば、物も活かされるのですが、誰にどうやってあげるかというその手段の部分を知らないと、結局全部業者任せになるので、そうなってしまったと。

うちの場合は、ここを手伝ってあげただけで、(ジモティー経由で誰かが物を引き取っていってくれるたびに)母がとても喜びました。

やはり昔の人なので、まだ使えるものや、壊れていないもの、長年愛用したものを、ゴミ捨て場に捨てることには、非常に抵抗があるんだなと思いました。その罪悪感がストレスになってしまうんだと思います。

とはいえ、これまた昔の人なので、「こんな使い込んだ家具や家電、赤の他人様に差し上げられない。」とも言います。

でも私が、「新しいものじゃなくてもいいから、まだ使えるのならゆずって欲しいと思ってくれる人、結構いるんだよ?」と、中古なりにこぎれいに掃除して、ジモティーに「良かったら無料でどうぞ」と掲載すると、皆さんが喜んでもっていってくれるので、母は、「まさか、こんな方法で見ず知らずの人が、中古の家具や家電まで、取りに来て、使ってくれるなんて!」と、驚くと共に、非常に喜んでいました。

普段、私は親孝行全然してないので、この件だけは役に立てたようで良かったです。

『断舎利』ブームで、『捨てろ、捨てろ』というけども、言うは易し、捨てるは難し!
もともと「捨てられない」から物がたまっていってるのに、無理に捨てさせようとするのは、よくないんだと思います。

親が、「あれも捨てられない、これも捨てられない」、と物にしがみついてる時に、無理に引き剥がしてゴミ捨て場に捨てると、寂寥感とか、無情感に襲われてしまうのではないかと。

古くて汚くなったもの=それと共に年月を過ごしてきた自分、と重ねるかもしれません。

「これはもう使わない?じゃあ、誰かに使ってもらおうか?出品するね?」

といって出品し、

「メール来たよ?今日来てくれるそうだから、この人にひきとってもらおうか?」

といって、準備して玄関に荷物スタンバイ。

見ず知らずの人に物を引取りに来てもらえたときの、母の嬉しそうなこと!

ああ、そういうことか、と、納得しました。捨てるのがしのびなくて、溜め込んでたんですね。

なので、親が喜んでくれる形で物を処分する=例えば、リサイクル業者さんにもってってもらうというのも良いと思います。

本当に、物も、服とかもそうですけど、役目があってこの世に生まれたはずなのに、それを果たせず、更にはそのまま捨てられるのは、しのびない感じがするのは、年寄りでなくても、人として自然な感情かもしれません。

ばんばん平気で捨てられる方が、感情的にはどっか壊れてるかもしれないですよ?

ーというわけで、私の周囲でも、親の介護問題がぼちぼち発生してて、久々に実家に帰ったら親がぼけちゃって家の一部が汚部屋になってた、なんて話は結構きくんです。

ここで、怒らず、容赦なく捨てず、こういう方法もあるんだと、知ってもらえれば。

-結果的にはお金もうくし。笑
ちなみに、うちは店だったり売却した家だったりしたので、住所地まで他人様に取りに来てもらうことに、抵抗が無かったのですが、中には、親が家に他人がくるのを嫌がるから、できないと思ってる人もいるかもですが、近所で待ち合わせての授受は、よくあるようです。

私は先月、神楽坂の駅前で、マットレス渡したことあります。笑

相手の本名も何も知りませんが、「ジモティーの?」「あ、そうです、これが約束のマットレスですー」みたいな。

物々交換でモノが循環していくことに、正直、とても安らぎを感じます。

凄く合理的なのに、情緒的でもある。

消費税があがっても、関係ないんですからね。安らかだわー。
みなさんも、ぜひこの手を使って下さいね。本当にお勧めです。