絵や彫刻とも連動しますが、私は建築にも興味があります。
で、先日全く別の用事で珍しく池袋へ行った際に、こんな建築デザインの物件にたどりつきました。
外観の個性には最初気がつかなかったのですが、エントランスが普通とちょっと違うので、あとから外に出てみて、建築デザイン全体を見て、「ーほう!?都内にこんな建築が?」と。
ー出会いの運命を感じましたね。^^
まあー個性的だこと!何か昔の金持ちの道楽で作られた建築かと思ったりもしましたが、「住宅金融公庫の融資住宅」(笑)って書いてあるので、そういうわけでもなさそうな?
よく見ると、照明は全部、手がもってる。壁から手が生えてる。^^;
いすにも手と足が生えてて、座ると魂吸い取られそうな、嫌な感じですが、ここまでいくと、最早あっぱれ!さぞかし名のある建築家による昔の設計だろうと思いまして調べました。
そしたら、意外とそんなに古くもなく、建築家もまだ存命。
梵寿綱という作家名で活躍されている、“芸術建築家”という肩書きを持つ人で、日本のガウディとか呼ばれてるそうです。実際、ガウディ様式やアールデコ様式の流れをとりこんでいるんだそうです。ガウディと呼ばれるのは、この奇抜さから見て納得です。
でも、実はガウディが嫌いな私から見ると、こちらの方が美しいと感じます。
サクラダ・ファミリアとか美しいと思わないんです。名前の響きは美しいと思うんですけど。
(近くで見たらまた印象違うかもですが、間近で見たこと無いのであいにく。)
話は戻りますが、建築物の中に人の体が混じると、気持ちが悪くなるんだなあ、全身彫刻されてると違和感無いのに、とか、このマンション見て思いました。
しかし、私としては、日本のような国で、ここまでやらかした、という点が一番評価したいとこです。
無難なものを選べない私らしく、この個性の強さに、強く共感します。
それで、ここに毎月通うことにしました。こう見えて賃貸マンションなので、色々な事務所が入ってまして、こんなビルを選ぶ人とはきっと気が合うんじゃないかという、そんな理由で、お取引決定です。
レストランとかもそうですが、外観とか内装とか、気にします。
そういうものには、オーナーのコンセプトが反映しているものなので、お金がかかってるかどうかというよりも、手がかかってて個性が発揮されてる物件が、私は好きです。
そういう意味では、昔飯田橋にあった、ダージリンという小さなお店
が、とても好きでした。天井はサリー布でふわっとさせて、壁は刺繍の大判布を画鋲で直打ち。外壁はペンキでペイントしてお絵かき。可愛かったなあ。お金は殆どかけていないでしょうが、アイデア勝ちです。
海外に行くと今でもよく、家の塗装とかペンキでしてたりしますが、日本て工業化しすぎてて、そういうのやれないですよね。ハイクオリティなんだけど、その分、没個性。
こんなに絵が得意な民族なのに、家の外壁にも中壁にも絵をかけない作りになってることは、もったいない気がします。才能が発揮できなくて。
