メヘンディのデザインと著作権について、少しお話したいと思います。
市場で販売されているメヘンディのデザインブック集なるものから、デザインをコピーしたり、アレンジして描き、それをインターネット上にUPする事は、全く問題ありません。
しかし、アーティストさんたちの作品を、真似したり、かなり似た状態のままアレンジした場合には、作者への尊敬をこめて、大本のデザインが誰にモノか、明記するべきです。
自分の好きなアーティストの作品をまねしたりして描くのは、それが好きで、尊敬もしてるからだと思います。
それを真似して練習することで、スキルアップすること自体はとても良い事だと思いますが、オリジナルデザインと思われるものを、真似して描いて、不用意にネットへ掲載すると、著作権を侵害する場合があります。
コピーされることを気にしないアーティストも居ますが、気にするアーティストもおり、法的にいえば、特に個性的なデザインの場合には、著作権の侵害となる可能性が高いです。
また、自分もメヘンディで、人様からお金をいただくようになったならば、もはや趣味で描いてるだけ、とはいえませんので、プロなら、作品の掲載は、商業活動の一環とも言えます。
(宣伝行為ってことですね。)
お客様は、技術も見るでしょうが、多くの場合、アーティストさんの作品(デザインの傾向)をみて、好みのデザインを描きそうなアーティストに、施術の依頼をしてる場合が多いので、他人のデザインのコピーを流用する、というのは、そういう意味でも、失礼にあたります。
アーティストデビューされたばかりの方は、精進することに熱心なあまり、他人の著作権を侵害しても気がつかないときがあります。練習熱心なのは良いですが、尊敬するアーティストに失礼にあたらないように、この点、気をつけて下さい。
先月、2名ほど、他のアーティスト作品を練習した作品を書き、こんな感じに描けました~、と、連絡をくださった方が居たので、(もちろん悪気は全く無いです)念のために、ちょっとブログに書いておこうかなと思いました。
尊敬するアーティストさんに、失礼にあたらないように、練習させてもらいましょうね。
上の写真は、私の手で、中心がずれてしまい、失敗作ですが、レイアウトはデザインブックからとり、中のデザインは、オリジナルでアレンジしました。
オリジナルで勝負する方が、私は好き。-似たようなデザインは、退屈です。
話変わりますが、ここ数日、BGMがわりに、流しっぱなしにしてるのが、NHKのTV録画で、デザイナー石岡瑛子の最初で最後のドキュメンタリーです。
私は、海外で活躍する日本人が大好きですが、彼女はもっとも尊敬するデザイナーでした。
20代の時にみた、映画「ドラキュラ」は、衣装と音楽が非常によく、印象的でしたが、デザイナーが日本人ときいて、驚いたものです。(ストーリーは、大した事ないんですけどね。それは脚本の問題か。)
昨年、プロフェッショナル仕事の流儀、に出たので、まあ珍しい、と思っていましたが、まだまだ減益で、ブロードウェイで最高額(54億円)の制作費をかけた、スパイダーマンの衣装を一手に引き受けていました。
北京五輪の衣装も、デザイナーは実は日本人で、この人です。
一体、たったひとりの日本人女性が、どれだけ世界の尊敬を集めたことか!
70歳を超えても、バリバリ仕事されてたので、突然の病に倒れたのは、本当に本当に残念です。
あと10年は、活躍して欲しかった。実際、活躍できたはずです。
尊敬をこめて、いずれ別ページに書きたいものです。