””日大アメフト問題を考える③ ~人の力を高める方法”” | 学校を変えよう 〜幸せな生き方の見つけ方〜

学校を変えよう 〜幸せな生き方の見つけ方〜

元教員が、学校を子供、保護者、教員それぞれの視点から、これからの学校、教育に求められるものを考察していきます。
また、さらに、自分軸で考えてそれぞれが幸せに生きる方法を自分で選べるためのヒントを一緒に考えていきましょう。

こんにちは。

先週からこの話題で持ちきりですね。

全く収束する気配をみせません。

日本大学の対応がその原因ですがね。

 

 

先週は、「指導者のコミュニケーション」という内容で記事を書きましたが、

今回は、「人を伸ばす」という観点で考えてみます。

 

それにしても、なかなか粋なネーミングですね。

 

「はまる」

 

 

嵌まる(嵌る)

 

ぴったり合ってはいる。
川・池などに落ち込む。 「深みに-・る」 「溝に-・る」 「果は借金の淵(ふち)に-・り/浮雲 四迷
計略にかけられる。 「わなに-・る」 「思うつぼに-・る」
条件ぴったり合う適合する。あてはまる。
(「型にはまる」の形で)行動表現などが類型的である。
専念する。また,夢中になって身動きがとれなくなる。現代でも俗語的に用いる。

 

出展:weblio辞書 一部抜粋

 

いろいろ意味がありますが、あえていうならこの場合は、③でしょうか。

 

※知らない方のために。

ここででてきた「はまる」というのは、日大アメフト部の現役選手たちの言葉で、

期待された選手に対して、内田監督らから、圧力を掛けられることだそうです。

例えば、練習や試合から外されたり、理不尽な練習を強いられたり、チームメートの前で叱責されたり・・・。

 

私なら2秒で辞めますね。

みんなの前で怒られるの嫌いですから。

絶対嫌いですから。

ぜっっっっっっったい、嫌です。

 

でも、アメフトの選手として期待されるってことは、それだけメンタル強いんですよね、きっと。

私の100万倍は強いはず。もっとかな。

 

人の成長に、失敗や挫折は大きな要素です。

 

よく、人を育てる際に、目をかけた人にこそ、厳しく指導するというのは、

スポーツだけでなく、よくあることです。

 

でもそこには絶対条件があります。

 

「信頼」「愛情」

 

「信頼」がなければ、ただのパワハラです。

相手がなぜ、そういうことをするのかその意図が見えないと

そのしごきについていけません。

 

「愛情」がなければ、ただの虐待です。

人は、その愛情を感じつからこそ、

歯を食いしばってついていけるのです。

 

両者は似ていますが、私は分けて考えます。

どちらかでもいいのかもしれません。

どちらか必要かは、その指導者との関係性にもよるでしょう。

 

「信頼」があると、

「きっと彼は成長するだろう。」という思い。

 

「愛情」があると、

「彼には、ぜひ頑張ってほしい」という思い。

 

もし、こう思っている人が自分の指導者で、自分をこう思っていてくれたら、

頑張ってみようと思いませんか?

 

今回、内田前監督には、この気持ちがなかったのでしょう。

日大アメフト部を率いる重圧と驕り。

勝つことだけに囚われた中身のない指導。

権力を振りかざし、それがあたかも自分の力であると思った勘違い。

 

きっと10年以上指導していく中で、アメフトへの思いが歪んでしまったのでしょう。

 

学校の教員はもちろんのこと、管理職等の指導を担当する人、(子育てもこれに入るでしょうか)は、

指導を司る人は必ず、肝に銘じておかなければならないと思います。

 

自分のかけた言葉、態度、指導方法が、相手の人生を大きく左右するということに。

 

そこに、信頼や愛情がなかったら、ただのいじめですから。

 

相手の成長に対しては貪欲なまでに厳しく行い、

そして、どうしても困ったときには、手を差し伸べる優しさがなければ、

人の成長にかかわるべきではない。

 

ちょっと昭和な指導論かもしれませんね。

 

今は、自分で目標を決めて、自分で考えて、自分で課題や方法を設定し、

行動する人が求められ、それをアシストできる人が指導者としてふさわしいといわれています。

 

でも、たまには、暑苦しいくらいのかかわりがあってもいいのかなと、

来年また年号が変わり、一時代古くなる昭和生まれとしては、思う今日この頃です。

 

田中理事長、出てこないのかな~。