ムスコとオタマジャクシを飼ってみたので、その記録。

(生き物が苦手な方は、回れ右でお願いします〜)


3月のとある週末、近所の公園に遊びに行ったオットとムスコ。

夕方、意気揚々と帰ってきた彼らの手には、なんとカエルの卵が。しかも50個くらい。


ぎょえーーーーー!

どーすんのこれ、と慌てふためきながらも、まぁとりあえず明日考えよう、と虫カゴに入れたまま一晩放置。

すると、翌朝にはなんか、黒くて細長いものがにょろーんと出始めているではないか。


なんだろね、これ。

オタマジャクシじゃないし、よくわからないけどこれ孵化しないんじゃない?と、なんの根拠もないことをオットと言い合い、もう一晩そのまま放置。


するとさらに翌朝には、その黒くてにょろーんとしたものが、


ぴくぴく動いてるーーーーー!

ぎょえーーーーー!!!

キミはオタマジャクシなのかーーー!!!

となる。

慌ててそこから、「オタマジャクシ 飼い方」でググり(遅い)、

近所のペットショップで1番大きい水槽を買い、オタマジャクシらしきものを移し替え、柔らかく茹でたほうれん草などをあげ始める。


すると、ほうれん草をモリモリ食べる様子が可愛らしく、オットとともにどハマり。

毎日せっせと汚れた水をスポイトで吸い取ったり、汲み置きの水を足したりしながら、かいがいしくお世話しました。


そして、少しずつ大きくなってきたなと思い始めたある日、後ろ足が生えてきます。



さらに少し経つと、次に前足が生えてきます。


するとそこから様子がガラリと変わりまして。

今まであんなに元気に泳ぎ回っていたのに、あまり動かなくなり、モリモリ食べていたエサもピタリと食べなくなりました。(この時期は尻尾を養分にするらしい)


陸場を作り、心配しながら見守っていると

肺呼吸の準備ができたオタマジャクシから次々に上陸。

いやもう、進化の過程を見ているようで、オットと2人で感動していました。笑


ムスコも小さなカエルを触って嬉しそう。


カエルになったら生きた虫しか食べないらしいので、卵のあった場所に返すことを当初から決めていた我が家。

ムスコはそのことに納得しているのに、可愛がりすぎて、なんとか飼えないかなーと血迷い出すオット。


いやいやいや絶対無理だから!というわけで、カエルの卵があった場所に返してきました。


というわけで…

ムスコの、生き物への興味関心を広げたいなと思って飼い始めたオタマジャクシだったのですが、完全にオットや私の方が夢中でした。笑

(もちろんムスコも楽しそうではありましたが)


ちなみに…


オタマジャクシって飼いやすい?

→YES!水の量も少なくていいし、エサも茹でたほうれん草でいいし、飼いやすいと思います。

ただ飼っている間は、2泊以上の旅行には行けない気がしまします。


オタマジャクシって共喰いするの?

→YES…共喰いしていました…。

卵から孵った直後、発育不良な子(2匹)が他の子たちに食べられていましたが、それ以降はなかったです。


○またオタマジャクシを飼いたい?

→YES!とても面白かったので、機会があればまた飼いたいです。今度は別の種類のオタマジャクシを育ててみたい。



1ヶ月の間に、こんなに変化する生き物って本当に興味深い。

いや〜、面白い1ヶ月でした。

オタマジャクシくんたち、ありがとう!