さて、1歳0ヶ月になったムスコ。

実は、絵本より断然ハマっていたのは…
図鑑

こんなんどうやって読めばいいんや〜!

誕生日プレゼントにもらったので、何気なく絵本棚に置いておいたら、目ざとく発見したムスコ。

そしてお気に召したらしい。
ムスコ:きにいりました

どうやって読むのが正解かはわからないが、
とりあえずムスコが見たことがありそうなものを中心に、
絵をさしながら読みあげていき、
少しずつ単語を教えていくことにした。

写真バージョンの図鑑も購入。
こちらもムスコの大のお気に入り。

日常生活の中で、図鑑に載っていたものが出てくれば、「これは◯◯だよ〜」と強調して話しかける。
もはや、画像認識の機械学習プログラムに、インプットデータを投入しているような気分になってくる。


そうして、ムスコに単語を教えようとしていると、言葉のもつ「幅の広さ」を強烈に感じた。

ムスコが1番最初に覚えたのは、おそらく
バナナバナナパンダパンダ

「バナナ」は、色が黄色一色で、あまり個体差がないし、認識が簡単なんだなーと思った。

実物を食べてますしね照れ


「パンダ」も、白と黒のコントラストとタレ目が特徴的で、おそらく認識しやすい部類に入るんだと思う。

 
大好きな絵本にも登場するし。


デフォルメされやすい「ライオン」は、割と振れ幅が大きい。


そういえば、キミもライオン…
リサライオン:どうも おひさしぶり です


これがもう、
「犬」「猫」になってくると、幅広さが半端ない。


こりゃあかんわ、実物見せよ。
と、近所のペットショップで、ムスコに犬や猫を見せては、
「犬だよ〜」
「猫だよ〜」
と話しかけてはいるが、
改めて犬や猫をよく見てみると、
まぁまぁ似ている上に、
振れ幅の広いこと広いこと…

もはや絶望すら感じる。笑

よく画像認識の機械学習のアルゴリズムの例で、猫の認識が出てくるけど、
これ、結構難しいんですね。
やるなぁ、ディープラーニング。

そう思うと、アンパンマンなんてかなり画像認識しやすい気がしてくる。

もちろん、ストーリーがわかってアンパンマンが好きな子はいっぱいいると思うけど、
1歳とかでアンパンマンを見て笑うのは、
好き!というより
「これ!知ってる!!!」的な
笑いなんじゃないかな〜なんて思ったりしました。


まぁ、とにかく。

図鑑や絵本で言葉を教えながら、
本⇆実物をいったりきたりしております。

蟹を見せたり
ムスコ、蟹に怯える。笑

りんごを思う存分触らせたり。
ムスコ:じーっ

どれくらい、
どんなふうに
ムスコに届いているんだろうか。


ムスコにモノを教えよう(伝えよう)とすると、
必然的に、
当たり前だったモノを
もう一度よく観察するようになる。

なんだか、世界を認識し直しているような、
そんな毎日です。


日課の夕方のお散歩の帰り道、
ムスコが笑顔で視線を送る先には、

旋回する鳥。

しばし足を止めて、ムスコと観察する。
これも今までは、目にとめていなかった景色。

ムスコによって
私の認識する世界が少しずつ変わりつつあるのを感じる。


たかが、子ども図鑑。
されど。

寝起き直後から図鑑…

朝昼晩、図鑑…

そんなわけで、
今日もひたすら、読みあげてまーす笑い泣き