ある日のこと。

オット:「ねぇねぇ、この本読んでみない?」

と言われて見せられたのが、こちら。


私:「(全然私の趣味じゃない )うーん、まぁいいかな…」
とやんわりお断りした。

しかしその後、何度断ってもオットは、めげずにおすすめしてくる。


私:「そんなに面白かったの?」

オット:「俺は面白かったけど、◯◯(←私の呼び名)は嫌いだと思う(キリッ)」

私:「それがわかっているなら、なぜ勧める?!」

オット:「◯◯(←私の呼び名)が、この本を罵倒するのを是非聞きたい!!!

私:「なんじゃそりゃー!

暇じゃないのに。
他に読みたい本がわんさかあるのに、
なんだってこんな趣味じゃない本を、読まにゃならんのか

しかし、オットのしつこいおすすめに根負けし、読みましたよ
その上ブログまで書きますよ、と。



猫しっぽ猫からだ猫からだ猫からだ猫からだ猫あたま

もうテレビで見ることがなくなった、芸人キングコング西野が、
自身が手がけた絵本「えんとつ町のプペル」を例に、広告戦略を語っている。


チョイスされている言葉が、
いちいち大げさで、
読むのしんどかったー!笑い泣き
(好きじゃない音楽を大音量で聞かされたような感じ。)


彼が言っていることの8〜9割くらいは、既にどこかで聞いたことのあるビジネスの話で、
そこから先の、彼独自の考えだと思われる部分は、まだ思いつき段階のような浅さがある。

こういう広告戦略や今後の「価値」の変化について知りたい(考えたい)のであれば、わざわざ本書を選択しなくても、他にも似たような本はあるので、別の本を読んだ方が良いと思います。
(芸人西野がお好きな方は、この本で広告戦略について読むのは、アリかもしれませんが)


特に興味なかったけど、彼が手がけた絵本↓も読みましたよ、と(真面目か)。

うーん…。苦笑

誰に向けて書いているのか?
子ども向けの絵本としては話が長すぎるし、絵が見にくい。
(これくらいの内容が読める年齢の子どもなら、絵本じゃなくて本を読む)
大人向けにしては、物語がちゃっちい。
バズらせて、売れればそれでいいのか?
正直、もっと思想のある良いもの作ってるのかと思って読んだので、ちょっとがっかりした。


彼はいくつか目標をもっているらしいが(ウォルト・ディズニーを倒すとか?)、
それらを何のためにやるのか、
何を理想とし、どこを目指しているのか、
全くビジョンが見えなかった。
この本は、手法ばかりを論じてたけど、ビジョンは合わせて語るべきだと思う。


彼のような人が周りにいたら、
できれば私はあまり関わりたくないなぁキョロキョロ
でも。
口だけじゃなく行動しているところは、
掛け値無しに凄いと思う。