おらおらでひとりいぐも★★★☆☆こちらは先日の芥川賞受賞作。74歳の主人公、桃子さんの老いの心境が描かれている。非常に内省的な作品。ストーリーが展開していくというよりは、色々と飛び回る思考を、東北弁を交えながら記述している。私にはまだピンとこない部分の方が多いが、10年後に読んだら、また感じ方が違うのかもしれない。