『屈辱の奥にある快楽』~第13話~ | 官能のインディーズ文庫

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~ちょっと気になるSMの世界~

そんなMな貴女の欲求を満たす、「S=サービス」的読み物。

【第13話】


やっと、目が慣れてきた。そこに見えたのは・・・。


ウマ?
 
それも7~8頭いる。
しかも、スーツを着ている・・・。


(何・・・???怖い・・・。)


それが、馬のかぶり物である事に気付くのにしばらくかかった・・・。
7~8人が、馬のかぶり物を被り、ソファーに座っている。


目の前のテーブルには、ビールやカクテルが置かれていた。


あまりの衝撃的なシーンに、香織は身動きが出来なくなり、声も出せずにいた。
その香織のすぐ横から、同じ馬のかぶり物がヌッと顔を出した。


「ひっ!!」
驚きのあまり、悲鳴に近い声がでてしまう。


中から男の声で・・・
「びっくりした?さあ、これをして!」


後ろに回った男が、香織の口に猿轡を咬ませてきた。
ピンポン球に、穴がいくつか開いたような球を、口の中に押し込まれた。
球に付いたベルトのようなものを、頭の後ろで固定される。


「ううう・・・うううっ!・・・。」
頭を振って抵抗するが、体は自由が効かない。


そして、またアイマスクをされた。


(何故・・・?)
香織に、状況だけを認識させ、また視界を奪う。


さっきまでとは、状況が違う。
たくさんの視線に晒されて、視界を奪われた中で何をされるのか・・・?


「皆さん、かぶり物を脱いでもらって結構です。」
はっきりとした、男の声が聞こえたかと思うと、方々で、
「はぁ~暑いな、こりゃぁ・・・。」などと、ざわめきが起こった。


「さあ、皆さん。これから始まるショーをお楽しみ下さい。」
男の声が、アナウンスのように告知する。


(一体何が始まるの?・・・ショー?・・・いや・・・。)
そう思い、何かを訴えようにも、口から漏れるのは、呻き声にしかならない。


言葉を発する事も許されず、体の自由を奪われ、香織は身悶えるしかなかった。
体を揺らし、抵抗の意思を示そうとするが、周りの反応は薄い。


その時、いきなり後ろからドレスの胸元に手が滑り込んできた。
「ううう!うう!・・・。」


身を捩る、香織。


その手は、胸元の大きく開いたドレスの中で、香織の乳房を揉み上げてくる。
ドレスに着替えさせられた時、ブラジャーはさせてもらえなかった。


両手を引いて抵抗しようにも、拘束された両手は言う事を効かない。
男の手は、前方にいる観客(?)達に見せつけるように、激しく動く。


乳房を強く揉まれ、乳首を指先で抓み上げられた。
「うう!うううう・・・・うっ!」


アイマスクで、周りの人間達の反応は分からない・・・。
しかし、好奇の目で見ているであろう事は、想像に難くない。


その時、ドレスの裾を捲り上げられた。露わになった太腿。
目隠しをされていても、下半身に視線が集まっているのが分かる。


(どこまで?・・・いったい、どこまですれば気が済むの・・・???)