【第16話】
男達に支え上げられ、立たされた香織は、
濡れたドレスを剥ぎ取られ、下着一枚にされた。
全身の力が抜け男達に体を預けてしまう・・・。
猿轡を外された。
「もう・・・許して・・・お願い・・・もうイヤ・・・。」
力なく、そう言うのがやっとだった・・・。
目隠しも外された。
飛込んでくるライトの光で、視界が定まらない。
やっと目が慣れてくると、香織の目の前に小さな鳥居のような物があった。
手前には、さらに低い鳥居?
怪訝そうな香織とは裏腹に、男達は手際よく準備していく。
手前の低い鳥居は、香織の腰の高さほどしかない・・・。
そこに腰を押し付けるように立たされたと思うと、両足を拡げさせられ足首を固定された。
床に付いたリングのような物に、足首を拘束した皮具が繋ぎとめられる。
両足が、しっかりと固定されてしまった。
腕を前に引張られ、腰を鳥居に押し付け上半身を前に倒された。
前にある少し大きな鳥居の2本の横木の間に頭を潜らされた。
両手は、最上部の横木の端に付いた皮具に固定される。
これで、香織は両足を拡げたまま、閉じることも許されず、
腰を落とすこともできず、頭も上げられず・・・両手も使えない・・・。
訳が分からないまま・・・されるがままに拘束されてしまった香織。
目の前にあったカーテンが引かれると、そこには鏡が。
拘束された自分の姿が映し出されていた・・・自分の向こう側に複数の人影・・・。
自分が何をされるのかは、上手く見る事が出来ず、
しかし、そこを見つめる視線の存在と、自分の姿だけはハッキリと見えてしまう。
『さあ、これから皆様方にもっと楽しんでいただきましょう。どうぞ、お近くに。』
ざわめきと共に、鏡の奥に映った人影が近付いて来る・・・。
光の加減で顔まではハッキリと見る事ができない。中には、女性(?)もいる・・・。
拡げた足。突き出した尻。そこに群がる人影。身動きできない体。
恐怖と不安・・・これまでもそれは感じてきた・・・。
しかし、その都度自分の体はそれを裏切るように、反応してしまう・・・。
これから「される事」・・・それは、間違いなく自分の中にあった「常識」の外。
