ホットなうちにこのことはあげておきましょう。

ダヒ・ハンディ
24日はクリシュナのジャンマシュタミ(Janmashtami)誕と呼ばれる誕生日をお祝いする日でした。
23日の夜中の12時にお祝いのプージャがあげられ、翌日はダヒ・ハンディという行事が催されます。

クリシュナは幼い頃から乳製品が大好物で、バターやヨーグルトを隠してあるのも探し、兄バララーマとともに盗んでまで食べたといわれていて、その様子を描いた絵もよく見られます。

高いところにあるバターの壷を、兄と肩車で取って食べた姿などが描かれているものもあり、このダヒ(ヨーグルト)ハンディはその絵画をまねた行事と言われています。

ダヒ・ハンディ
ボンベイではそのコンテストも行われ、ビルの3階、4階にあたるほどまでの高さに壷がつるされ、人間ピラミッドでそこまで登り、ダヒの入ったお飾りのついた壷をココナツで壊し、ダヒを奪うという工程を再現され、世界にニュースとして流れたりもしているようです。

あいにく私は前の日記でも書いているとおり、田舎街におりましたので、そんな高さのあるものは見れませんでしたが、街のいたるところで壷がぶらさげられ、地域ごとの勇者たちが意気揚々とそれを行っているのを、ひとつといわずたくさん見ることが出来ました。

小規模ではありますが、競うのではなく、その地域の仲間と力をあわせて楽しんでいる感じが、アットホームでよかったですよ。

女の子だけのチームのものや、子供だけとか、力強い男衆のものとかいろいろありました。

またヨーグルトやギーはやはり食べ物で貴重品なので、小さな集落の壷には色水が入れられていました。
車で街を走っても、何組もこの行事を終えて肩を組んで踊る集団にあいましたが、色がたくさんついているグループもあれば、ヨーグルト臭がプンプンするグループもありました。

ダヒ・ハンディ

ダヒ・ハンディ

ダヒ・ハンディ


壷を割った後は、みんな高揚感でいっぱいで、楽器を打ち鳴らし、大きな声で叫び歌い踊っていました。
雨季の湿っぽい感じを吹き飛ばすのにもぴったりなのかもしれませんね









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