~意志と表象(現象)としての「生死」は、

         本質的には実在しない~

いわゆる「タイム(時間)スリップ」とは、

SF上の既存認識のような、

縦軸(時間軸)へ向けての

時系列(時間軸)を

過去へ遡ったり、未来へ向かうことを示唆するのではなく、

本質的には、

スペース(空間)スリップ」と呼称すべきであって、

横軸(空間軸)へ向けての

単なる別次元への空間移動に過ぎず、

理論的には可能なのである。

 

ミンコフスキー空間とは~ミンコフスキー空間の分割

 

 

 

 

 

『意志と表象としての世界』

 

~参考~
洋画【パラドクス(2014/メキシコ)】

 

 

 

参考
〔時間は流れてはいない。
止まった状態で現在・過去・未来が同時に存在している。
/「スポットライト理論」(米研究)〕
(2015年3月25日 カラパイア)
 
時間は人間の感覚から独立して実在するのか、
それとも実在しないのか?
時間に関しての概念は
実に興味深く多くの研究者たちを魅了している。
 
マサチューセッツ工科大学の哲学助教授、
ブラッド・スコウ博士は、
時間は流れていない。むしろ止まっていると考えている。
相対性理論をもとにすると、
現在・過去・未来は同じ時空間に広がっていて、
それが散在しているといる状態にある。
なので、流れるという表現は間違いだ」。
ということのようだ。
 
スコウ博士は
「ある出来事」が過去になるという現象は間違いであり、
時空間はブロック宇宙論の法則に従い、
「未来・現在・過去」を同時に内包していると考えている。
彼はこの現象を「(時空間の)一時的な散在」と呼んでおり、
「私たちは
ある特定の時間(現在)にのみ存在しているのではなく、
全ての時間に同時に存在しているのだ」
と語っている。
 
 
既存の時空間理論は
「現代主義・現在主義」を取り入れている物が多く、
これらの理論は相対性理論と矛盾を生じてしまうそうだ。
 
 
スコウ博士が提唱する「スポットライト理論」は、
ブロック宇宙論が元となっている。
まるで時間(過去・現在・未来)が
みな舞台役者のように
空間という一つのステージに同時に存在しており、
そこにスポットライトが当たり、
過去から現在へ、現在から未来へ・・・
とスポットライトが移動していく、という理論である。
 
 
もちろんこの場合、
過去・現在・未来は
同じ空間という舞台に同時に存在しており、
決して過去が消えたり、
未来が現在の場所を取ったりするわけではない。
この理論は
相対性理論と矛盾を生じる事がない時間理論の一つで
スコウ博士はこの理論を絶賛している。
 
 
「移動するスポットライト理論の最も素晴らしい点は
ブロック宇宙論で語られる時間の説明を
完全に肯定できる点です。
例えばあなたが10年前に経験した事は
スポットライト論では
完全に過去の物という訳ではありません、
あなたと同じ空間に居るけど
スポットライトが
(便宜上の)「過去」から(便宜上の)「現在」に
移動してしまったから、
過去という物に触れる事が出来ないだけです。
 
参考
〔一定周期的に無限ループする"地球史"
~「現世」ではなく「無間地獄」が存在本質〕
 
エジプ~1.JPG
 
 

 

 

参考

〔小柴昌俊氏(2002年「ノーベル物理学賞」受賞)の警告

~「トリチウムの危険性」(2003年)〕

 

 

 

 

 

 

参考
〔 「天然ウラン」が隕石成分に含む「地球外生命体」の化体と仮定した場合 〕 

 

宇宙空間そのものも、

ビッグバン(起点)=「有」(二次元→三次元)に始まり、

膨張し続け、

やがてボイド(空洞)=「無」(一次元)に戻る

ことを延々と繰り返す。

    「無」⇔「有」

本質的には
単なる「空間的変遷」に過ぎない事項を
我々は「時間的変遷」と錯覚しているのに過ぎない。

そもそも、「時間」という概念は実在しないのである。

 

この輪廻的「循環」を人類は「神」と呼ぶ。

ただ本質的実態は

          「無間(ループ)地獄」に他ならない。