これはなかなか急な石段です。

手摺が無いと危険です。

磐をえぐりとったような参道です。

この社には蝙蝠さんが住み付いていました。

本来御神体が入っているはずですが、開けっ放しで

も抜けの空でした。

 

旧隋書の倭国の記載には

 

有阿蘇山其石無故火起接天者 俗以為異因行禱祭 有如意寶珠其色靑大如雞卵 夜則有光云魚眼精也 新羅百濟皆以俀為大國多珎物並敬仰之恒通使往來
 

「阿蘇山がある。その石は理由もなく火がおこり天にとどく。人々はわけのわからないことだとして、祈って祭る。如意宝珠というものがある。その色は青で、大きさはニワトリの卵くらい。夜になると光る。魚のひとみだと言っている。新羅と百済は、どちらも、倭は大国で珍しい物が多いと考え、敬い見上げている。常に使者を通わせて往来している。」

 

この場所は熊本の阿蘇山 ここの阿蘇山(あそやま)も共に地理的に近く、蘇我氏の親衛隊の東漢氏の領地内であることからも非常に記載に合っているようです。

         

本州であれば富士山のことを書くでしょうし

6世紀前後には阿蘇山の火山活動もあった時期で、記載とも合致しているようです。

 

地名 人名共ににが付くのもこの地名ゆえと思われます。

 

また筑紫の君 磐井の消息が不明になったのもこの辺りであることからも、かなり怪しい場所ではないでしょうか。

 

更にこの辺りには、更に隋書の如意宝珠に合う旧跡が存在するようです。

 


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