2023年3月 夫の帰任によりインドから帰国後
堰を切ったように更年期障害突入し治療中
高齢の母×2拠点(首都圏・関西)のケア 
東南アジアで働く夫 
食べて祈って恋をして…ではなく
治療したりケアしたり伴ったりの日々
インドブログからの続編もよろしくお願い致します




かつて高校生の頃

通学電車の同じ車両に乗り合わせる顔触れはいつも一緒だった

それはまるで

見知らぬ社会人と制服姿の高校生が

共に同じ舟に乗り合わせ

同じミッションを抱くチームのようだと

勝手に思い描いていた

そして

時を経て いまもなお

東南アジアにて

朝食ダイニングのメンバーの中で

長期滞在者は自ずと人数が限られていて

顔触れは同じ

異国で暮らし 何らかのミッションを抱えた同志

その中で 話した事もないのに

勝手に  胴元と 

心の中でそっと呼んでいる人がいる

日頃から人間観察が好きで

人の顔は 歩んだ人生を表わす と感じている

胴元は 何かを束ねてらっしゃる お顔で

決して下っ端ではなく 雇用されてる顔ではない

イメージは韓国俳優のマ・ドンソク

毎朝 レストランクローズ 15分前に登場し

朝食メンバーのトリを飾り

お一人にも関わらず

六人掛けであろう

大きなソファコーナーを陣取るので




ホールスタッフは

胴元のために そこを予約席にしている

小市民にはとても真似出来ない空間占拠

毎朝 少しずつ 胴元の胴元らしさが垣間見れ

私の朝のささやかな楽しみでもある

ある日のこと シェフに

オムレツのオーダーをする際『レスオイルで!』と

言うてましておいで 


ぉお〜  
健康志向なんですね!胴元!

と心の中で拍手したり


美しく上品に陳列されたパンコーナーから無造作にパンをグワシッと手に取り
(パンごときでお皿は不要が胴元の流儀)

立ちながら パンをかじる

ポロポロと パンクズがフロアーに散らばるが
知ったこっちゃない

お茶は マグカップではなく 

ポットとティーカップなのだ(茶の習慣がある華人)

時折 舎弟らしき若い衆が やって来てたり

彼の佇まいや 食べ方などから

胴元に登り詰めるまでの人生を妄想する…

小さな寒村の6番目に生まれた男の子が
胴元まで立身出世する壮大なストーリー

その為には 日々胴元の観察が日課なんですわニコニコ

もう既に明日の朝が待ち遠しい…







父の日のギフトに香りのプレゼント🎁
いくつになっても振り返ってしまう 素敵な香りを纏う男性でいて欲しいものです













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