デリーの拙宅は庶民派のくせに

床とキッチン・バスルームの水回り・テラスは大理石





これはインドだからで

白亜の大理石で作られたタージマハールは有名だが

グリーンやブラックなど

大理石がザクザクあるインド🇮🇳

キッチンのワークトップとバスルームの洗面台カウンター及びテラス部分は墓石のような、地味な黒御影石っぽい大理石で

汚れているのか全く分からず

衛生第一のキッチンには不適切なカラーだ

因みに富裕層のお宅はインド産の大理石ではなく

イタリア産の大理石ですのよ!

〜〜ゥオホホホホッと自慢しはります

酷暑期は50度近くなるので

白くて冷たい石材がベスト

土地に合った建材なのだ

ローカルマーケットの汚ったないトイレも大理石の床の所もあるくらい

え?

掃除しやすい石で作っただけですが何か?

日本とは全く違う感覚なので

拙宅が大理石の床であっても

庶民派だと言ってもよかろう

だがしかし、この大理石が

色々厄介でして…

ツルッツルなので滑る危険がある

滑るくらいキチンとお掃除してくれてるからなのだが

大理石の床掃除は

人相は悪いが真面目なサーバントが

バケツに住宅用洗剤を入れ念入りにモップをかけてくれる

約300平米ある床をサクサク拭きまくる

シンデレラが灰かぶりと呼ばれて意地悪なお姉様達にこき使われていた時でさえ
こんな重労働ではなかったかもしれんくらいのモップかけ

酷暑期の暑い日も
停電時でも
寒い日も変わりなく

白い大理石の床はホコリや汚れが目立つのと砂埃が多いので毎日の掃除は欠かせない

スリッパの裏がツルツルだと
掃除した後はほんのり濡れているので

ワ・ワ・ワ・スッテーーーンハッとなる

かつて
左鎖骨を骨折して→繋げ
両膝後十字靭帯を切り→繋げ
左半月板ヒビ入り→繋げ
左肋骨3本割れ→繋げ

おてんばさんにも程がある

陶器を金継ぎした様な状態の私





ここで転けたら金継ぎ部分が簡単に粉砕するだろう

スリッパの裏が滑らない構造か見定めてから買いましたよ

シャレならんもんね

骨が割れる次に恐ろしいのは

床に落とした物はことごとく破壊されること

スマホのカメラレンズはもう既に3回修理済み

かつてスマホを二回トイレに水没させ

トイレで何を見てるんや疑惑の夫に

首からぶら下げとけば!と冷たく言い放った私

修理回数     上回ってしもた🏆

カバーをしていてもコトンッと落としたら外側カメラはアウトだ

流石に3回目はリペアショップのオヤジが勧めるガード力重視のスマホカバーに変えた  






デザイン性は二の次だが

こんな頻度でチェ・ゲバラことリペアショップのオヤジを儲けさせる訳にはいかん

何事も対策あるのみ、3回目にして…

お次はブラックペッパーの瓶




ツルっと手が滑って床に落としたら

ガラスボトルは見事に破壊された

まだ  半分以上残ってるのにショボーン




こんなもんは微々たるもんで

お気に入りの食器が割れると悲しいので

インド生活ではニトリの食器とヤマザキパン祭りシリーズが活躍している

世界中を渡り歩く風の又三郎である夫のコレクションの一つ

オーストリア🇦🇹の騎士

新聞を取りに行った時にブランケットに引っかかって大理石の床に落下


パキーン


やってもたびっくりとアホでもわかる音

慌てたところで事態は変わらん

よっこらしょと

とりあえずソファに座って

新聞を一通り読んで落ち着いてからコーヒー

事故現場を検証すると


盾と片腕がもげてる〜ガーンアワワワ


テレビの位置を変えた時にサイドテーブルに騎士像を仮置きしてたのが事故の原因と検証されたが

ふわぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

もはや戦う術のない騎士は

しばらく横たわっていたのだが

わが家にビフォアアフターの匠がいたのだ

その名は最安値の細工師

35ルピーのボンドを買ってきて復元キラキラ

ヒュー!🎊ヒュー!🎉

盛大なる拍手&歓声と共に👏

小動物のようなかたつむり

ちっちゃな声ですんませんなぁとこぼした





接着治療され新聞の上で退院を待つ騎士

いやぁ〜〜大理石の破壊力ってすごいねと

己のフォルトであることを認めない

インド人っぽくなってきたわ〜〜























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