パンジャブ州アムリトサルにある
ゴールデンテンプルには一度は行くべきだと周りのインド人やお友達のシンガポール人から熱く語られたので行ってみた
百聞は一見にしかずとはよく言ったもので
ヒンドゥ教の多いデリーとは別世界
のどかな田園風景が広がるパンジャブ地方でもこのゴールデンテンプル周辺だけ異空間なのだ
子どもの頃に見たパルナスのCMが蘇った
ロシアっぽくもあり
然りとてドバイのギラギラ成金的な感じではない
ヨーロッパの小国のような
じゃあ 顔の像の前でね!
おとぎの国ワールドだ
インドにこんなところがあったのか!
という驚きの発見で
グルガオン在住シンガポール人の友人は
今年既に2回ゴールデンテンプルに行っており
私がゴールデンテンプルに行く旨をテキストすると秒返信
彼女が熱く語り、また行きたい!という気持ちめちゃくちゃわかりました
アグラのタージマハールだけではない
インドの素晴らしい観光スポット
ゴールデンテンプル
ただ〜し!ここはインド
日本でもシンガポールでもなく衛生管理がずさん
宗教施設なので聖なるエリアに入るには
靴や荷物は預けて異教徒は頭にバンダナの様な三角の布を巻きます
これゴールデンテンプル周辺に
買わなきゃいけないと売り付けてくるけど
手を洗い→足を清めるシステムなのだが
臭い
どんだけ足の裏が臭い最強メンバーがここに集結したんだかっ
致死量レベルの臭さだ
鼻の感覚がおかしくなり
頭の中の各センサーがダウン⤵️
ゲロゲロ〜〜という原始的な反応のみ
この清めるはずの聖なる水↑は
ケミカルで消毒する訳ないから
桁違いの水虫菌及びバクテリアが…などとは決して想像してはいけないけど
見るからにゲロゲロ〜〜な水質でして
気持ちつま先立ちでサッと通過して
(ちゃんとしてないと槍を構えてるセキュリティに刺されそうやし)
ゲロゲロ〜〜なことはサッと切り替えて
前を向いて煌びやかな世界に目を向ける
人生の修行のような…
あ!ここ宗教施設やった
この関門さえ通過すれば楽勝
大理石で作られた煌びやかな建築物
寄付をされた方の名前と金額
ゴールデンテンプル周辺のホテルの予約率は30%
このゴールデンテンプル内で寝てるシク教徒が多いのかも
夜は分からなかったけど
沐浴される方々が昼夜を問わずザブンザブン
鯉が生きている水質なので
翌日お昼間に足首まで入ってみるとかなり冷たかった
地下にあるシアター施設
音声ガイダンス付き(ヒンディーと英語のみ)
パスポートなど🆔が必要だが
荷物を預けた後でパスポートが手元になかった
2日連続でガイドをしてくれたボランティアの方が窓口の人に交渉してくれたので無事音声ガイダンスお借りできラッキー
世界史好きなので
シク教の概要やゴールデンテンプルの建設工程や歴史などに興味がありシアターでサクッと丸わかりの素晴らしいシステムでした
このガイドさん20才大学生
シク教は不倫は御法度なのに
やたらと口説いてきて手を握ろうと何度もチャレンジしてくるし
横に座って引っ付くし
イアホン大丈夫かと言って耳を触ってくるしの性欲ダダ漏れ野郎
こっちは海千山千の黒帯なので被害なし
若い女性は気をつけて下さいね
ゴールデンテンプルの中には有り難い経典があり、シク教の方々が長蛇の列
私たちは経典はスキップして
ミュージアムエリアを鑑賞したり
美味しそうな香りに導かれランガルへ
ここは異教徒も無料で食事をいただける
お腹すいてペコペコだったので
何て素晴らしいシステム
両手のひらを揃えて頂き
全てアンリミテッド
豆と野菜のベジカレー2種でスパイスや調味料が上品な味
ミルク粥の甘さにデリカシーがあり
おかわりしました
シク教はカースト制がなく
全ての人が平等である!を胃袋で体感
聖なる食堂で手を合わせごちそうさま
そして特筆すべきは
このランガルのシステムや施設中全てがボランティアで賄われていること
そのシステマチックな一連の流れにびっくり
家族で来たのか小学一年生くらいの子どももボランティアに参加していた
ランガルの前の食器を手洗いしてる音↓
この音を聞いていると一心不乱に働く彼らの心が伝わってきます
ゴールデンテンプルにはいたるところに
シク教の他者への奉仕があった
多民族多宗教のインドに住んでいるからこその貴重な体験ができ
今まで知らなかったシク教の世界を垣間見れた旅でした
多くの人から旅のアドバイスを頂いたおかげで満喫できました
みんなありがとう😊
p.s. ランガルの他、施設のシアター・靴を預けるところ・荷物を預けるところ全て無料 24hオープン
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