年末年始に旅に出て以来

ブッキングドットコムとトリップアドバイザーへのエネルギーを注ぎすぎて(ホテルなどの評価)

ブログをすっかり放置してた…ので復活

インド国内旅行で忘れがたいカシミールの旅のことをまだ書いてなかったので忘れないうちに

何かとアラートばかりのインド生活ですが

こちら
カシミール地方はずっと危ない地域扱い注意

(インド日本人会に登録すると日本大使館からインド国内危険情報が配信されるのと
外務省のたびレジに登録すると危険情報を受け取れる)

実際
デリーでデモがあった時に大使館からのメールで難を逃れました
最新情報をキャッチできるので有り難いです

カシミール地方はパキスタンとの国境が近くドンパチ銃ばかり

デリーにいてもドンパチニュースが報道されています
J&Kがどーたらこーたらってニュースは女子高生じゃなくて
jammu and Kashmirのことだったんですね
街中異様なくらいの迷彩ユニフォームを着用して武装した軍人だらけですガーン
フォト撮影は場所を選んで気にしながら
スリナガール空港は恐らくインドで一番セキュリティが厳しく荷物検査が3回
(回数よか検査機器の性能ヤロ!←利用者代表の声)
とても時間を要する空港なのです

ずっと国境付近の紛争が絶えず

日本人駐在員及び家族や出張者は立ち入り禁止のエリアでございます!!

勿論インド人も周知の事実で

いつもジムでご一緒のインド人マダムと日本の桜の話題になった時に日本に行かずともカシミールに行けばアーモンドの花が見れるでしょ?と言ったら

血相を変えて滝汗

花に辿り着くまでに銃弾が飛んでくるじゃない!あそこに行くなんてありえない!と即座におっしゃるくらいのところアセアセ

危険だけど

インドのスイスのような美しい所なんです

安全性が保証されればもっと観光収入が増えるのになぁ(負のスパイラル中)

さて今回は
カシミール地方の中心部スリナガールとソナマルグを訪れました

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飛行機の車窓からヒマラヤ山脈のど迫力

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宿泊したハウスボートからの眺め


カシミール地方への旅のきっかけは
毎朝お決まりの朝食のレストランでホールのスタッフOくんがカシミール地方出身で彼のオススメだったことと

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↑ここまで行けば

大気汚染から抜け出せるかもと思ったこと

ハイジのような長閑な風景の中で馬に乗って山を登りたくなったからだ

ダル湖の利便性の良い場所は騒々しいので静かなエリアのハウスボートを選び
かつ
オーナーによるフルアテンドサービス付きというのは危険なエリアだからこそとても助かったサービス

無駄に広いハウスボートの ベッドルーム

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無駄に広いダイニング
大家族でもいけるなっ

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無駄に広いリビングで宝石商と交渉中

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無駄に広いカウチソファーコーナーからオーナー宅とのやり取りが出来てお嬢ちゃんやらメンバー紹介されたり…

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バスルームにはバスタブ付きで
相方と2人なのに無駄に広過ぎた

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ハウスボートの上に上がるとこんな風になってた


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ハウスボートの予約窓口はオーナーの息子さん
お茶目で心温まるおもてなしでした

彼とのお話でカシミール出身であることで同じインド人なのにデリーのホテルに宿泊する時にはチェックインに毎回難航すること
その内容が尋問されてるかの扱いを受けていたこと
それが嫌でインドパスポートをオランダパスポートに変更したんだとびっくり
(のちにお父様からオランダ人の彼女が居ることを伺ってスッキリしたけどね)

ただただ知らなかったことだらけで驚きの連続

こんな迫害とも言える様なことがあったとはプンプン
カシミールの方とお話出来たからこそわかったことなので

旅して地元の方々と話すことって大切

膝が悪いのにフルアテンドサービスして頂いたオーナー

息子さん曰く、好きでやってるからいいんだって

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2日目に心配していたパキスタン国境付近でドンパチが始まりスリナガールのレストランとショップは全店閉鎖となりオロオロ

↑オーナーが私たちのリクエストを聞いてレストランとショップのオーナーに連絡し裏口から入れるよう手配して下さったので貴重な旅行の時間を無駄にすることなく済み
ずっと車に同乗して下さったのも心強かったです

危険なエリアだからこそオーナーの知り合いの敏腕ドライバーさんのお陰で旅程が効率良くサクサクこなせました


カシミールパンも焼き立てを調達しにシカラというボートでパン屋さんに寄って頂いたり

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焼き立てをボートの上でハフハフ
絶品です

パン屋さんは火事の後か!とツッコミしてしまうほどインパクトありすぎ!

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パンも野菜もお土産もお買い物はシカラなんですね

自転車代わりの気軽な移動手段で土埃の陸路よりも湖をボートで移動する方が快適

時折どこからかコーランの響きが聞こえてきたり
ここはイスラム教の方が多いようです

早朝朝市見学や午後にまったりとシカラでお茶したり、夕暮れをシカラからのんびり見たり夕食を食べに対岸方面へとか
宿泊するハウスボートにシカラ付き(漕ぎ手常駐)利用無制限の契約だと都度シカラの値段交渉する必要がなく便利でした
数あるハウスボートの中でシカラ付きはポイント高い

シカラの漕ぎ手が時々スピード落ちた?と思ったら水煙草のコポコポ音が聞こえ一服されてたり
小鳥のさえずり(キングフィッシャーなどきれいな野鳥だらけ)とシカラが湖面を移動する音とで穏やかな至福の時ニコニコ
ここに来て良かったと感じた瞬間でした





さて
もう一つの目的地
インドのスイスへGO

スリナガールから左右に
ソナマルグとグルマルグがありますが
少しでもイスラマバードやパキスタン国境から遠いソナマルグへ

グルマルグは世界で最もスキーレッスン費用が安い所だとポスターがあり
インドでスキーが出来るとは!知らんかった
いつの日か安全に訪れる日が来ることを願っていますキラキラ

スリナガールから敏腕イケメンドライバーとハウスボートのオーナー同乗でかっ飛ばすこと3時間

デコボコ山道でお尻が4つに割れたかもチューってくらいの苦行でしたが

この景色で全て帳消し




気分はハイジ口笛

ハウスボートのオーナーが同行して頂いたのでポニーの値段をふっかけられることなく(ハイエナのようにわんさかポニー業者が寄って来てきます)
適正価格より値切りてへぺろ良さげなポニーを選んで更に高地へ

永久凍土のエリアにオヨヨびっくり

新鮮な空気をスーハー吸い込む吸い込む

日差しが強烈なのでスカーフやサングラス日焼け止めは必須です

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これな↑

これしたかってん義理チョコ

最高に気持ち良かった花火

住んでるグルガオンのウエスティンでも出来るけど…

大気汚染の中ではなぁえーん

GODIVA夫人のようにお馬さんに跨り海辺をかっ飛ばしたい!とか
白馬で買い物に行きたい!とか衝動に駆られ

この度ポニーで山登りしたいという

その衝動に賛同してくれた相方に

いいねそれ!と言ってくれる相方に

感謝

高校生のときから乗馬は大好きでポニーは小さいですが人馬一体感は同じで充分楽しめました

ただここは山!
ウソやろ!と愕然とする細ーい崖っぷちやこんなところ行くんかい!ってゴロゴロ石の道などあり特に下りがめっちゃハード

乗馬経験のない方は怖いかも

カシミール地方といえば

パシュミナやカシミヤ

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カシミヤのカーペットの織り図を見せて頂き工場を見学して物色

既にデリーのパハールガンジでカシミヤストールの市場調査済みなのでグラサン

デリーよか安く良いクオリティのものをゲット致しました

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カシミヤのお店↑

あと名産と言えば

カシミールサファイアキラキラ

サファイア以外もデリーより安かったです

クラシカルなデザインが多かったかな

ハウスボートに漏れなくシカラで宝石屋さんが訪ねてきます

カシミール地方の民族衣装で記念写真を撮りませんか?とか

面倒ならきっぱり断り、興味あればハウスボートでゆっくりお買い物

因みにお土産の値段(サフランやカシミールティー)は適正価格でした
買ってて良かった

2017年秋のニュースだとサフラン畑が不作らしいですガーン

カシミール地方への旅

本帰国したら行けないかもだし

百聞は一見にしかず

お尻が4つに割れてもいい!

ソナマルグの景色は最高でした



































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