キイイイイイイイイイイイイイイ
上条「…なんだこの音?」
一方「がァ…、っく…なんだァ…うるせェぞォ!?」
垣根「くそっ!頭に響く…、演算できねえ…」
結標「な、何よこれ!?」
御坂「…っ!こ、これって…」
黒子「な、なんですの…!どうしてキャパシティダウンが…」
ミサカ「頭に音が響いてきます、とミサカは苦情を言います」
御坂「…初めての割りに平気そうね」
打ち止め「あう~、目が回る~」フラフラ…
削板「気合が足りてないぞ!この程度でフラフラしてどうする!」
御坂「あんたの声のほうが頭に響くわね…」
278 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/03(土) 02:36:58.90 ID:0p3yHm+n0
結標「…とにかくボールを…」サッ!
結標「あ!」
浜面「悪いけどボールはもらってくぜ!」ダッ!
結標「く…」
結標(一か八か無理矢理にでも座標移動させるしか…)スッ
結標「…狙いが定まらない…、もう一度…」スッ
一方「…オイ、相手が結標とキーパーだけになっちまってるぞ」
垣根「審判も消えやがった」
上条「浜面…一体何したんだ…?」
279 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/03(土) 02:43:24.38 ID:0p3yHm+n0
浜面「あとはキーパーだけだ!」
婚后「…久しぶりの出番ですわね!今度は絶対逃げませんわ!」
婚后(空力使いでボールを吹き飛ばして差し上げますわ!)
婚后(っつ!音を気にしてる場合じゃありませんわね…、まずは……え、演算が上手くできない)
浜面「まずは一点だ!」バシュッ!
婚后「くっ!」
一方「…と、とうとう一点返しやがった」
垣根「71-1だけどな」
上条「ただシュートしたボールを自分で持ってセンターサークルまで戻ってくる光景は間抜けだな」
280 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/03(土) 02:46:37.09 ID:0p3yHm+n0
禁書「お腹が減ったんだよ~…」フラフラ…
審判「…そこの君!助けてくれ。気がついたら首から下がコートの隅に埋まっていて…」
禁書「おいしそうなスイカなんだよ~」フラフラ…
審判「スイカ…?いや待てオイやめろ!」
禁書「いただきま~す!!!!」ガブッ!
審判「ぎいいいいいいやああああああああああああ!!!!」
281 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/03(土) 02:53:34.65 ID:0p3yHm+n0
上条「おい浜面、どういうことなんだ、相手の選手が消えてるぞ。これがお前の秘密兵器なのか?」
浜面「いや、それは関係ない。秘密兵器はこの音だ。この音は能力者の演算能力を妨害するらしいぜ」
上条「てことは能力が使えなくなるのか」
浜面「そう、しかも無能力者の俺らには害無しだからな、咄嗟にひらめいてよかった」
282 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/03(土) 02:54:53.44 ID:0p3yHm+n0
一方「なァるほどなァ」
上条「げ、一方通行…」
垣根「これは反撃開始だな」
垣根「まずは…」ギロッ
結標「あ…」
上条「待…!」
垣根「ボールを相手にシュートォォォォオオオオ!!!」ドガッ
結標「ガッ!!」ドサッ
垣根「…不運な事故だった…だよな?」
浜面「そーですねー…」
一方「さァて始めるかァ、吠え面かかせてやンよォ」
垣根「やっとてめえを潰してやれるぜ」
上条「…とりあえずこの人を相手のベンチに寝かせておくか…」
浜面「…俺の活躍…これで終わり…?」
283 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/03(土) 03:06:33.75 ID:0p3yHm+n0
御坂「なるほどね…、だからあいつ、あわててキャパシティダウンを…」
ミサカ「私達能力者のことも考えてほしいですね、とミサカは愚痴をこぼします」
打ち止め「キーンってなってるよ~、ってミサカはミサカはヨロヨロしてみる~…」
黒子「わ、私が医務室まで送って差し上げますわよ!」
御坂「げっ!黒子、どうしてこっちにいるの?」
黒子「いえ、気がついたらここに。おそらくボールを座標移動させようとして演算を失敗したんでしょうね」
御坂「だから審判とかいろんな人が消えてるのね」
ミサカ「こちらの顧問も消えてくれれば…、とミサカは黒い心情を吐露します」
黒子「このキャパシティダウン下でここまでの人を転移させるとは大した力ですの」
284 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/03(土) 03:08:59.36 ID:0p3yHm+n0
打ち止め「頭ぐるぐるするよ~…ってミサカはミサカはグールグル~…」
黒子「小さいお姉様ガッ…」
御坂「この子には近づいちゃ駄目よ」
黒子「そんな、黒子、黒子はまだ何もしていないですのに…」
御坂「まだってことは何かする気だったのね…?」
黒子「あ…、その……心配要りませんの、私の心はお姉様だけ…キャアアア」ビリビリ!
御坂「この距離でこの程度の電撃ならまだ扱えるのよ、黒子」
黒子「も、もう一度お願いしますわ!」
御坂「…殴るわよ」
ミサカ「まるで恋人同士ですね、とミサカは…」
御坂「ありえないから!!!てかどこを見たらそうなるのよ!?」
もう寝る。明日も仕事。夕方には書けるかな。さすがにスレ残ってるかわからないけど
あと家でも残業とかもうイヤ…
312 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/03(土) 17:47:59.50 ID:0p3yHm+n0
御坂(そもそも私に瓜二つの人がいる事に突っ込みとかないのかしら)
黒子「かわいいですわ!!!」
御坂(もう夢中ね…)
ミサカ「アホですね、とミサかは言いおいてここから遠ざかります」
御坂「え?どうしたの?」
ミサカ「身の危険を感じますので、とミサカは畏怖の対象を見据えます」
313 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/03(土) 17:48:33.95 ID:0p3yHm+n0
一方「さァて、行くぜェ!!」ドガア!
垣根「っ!いきなりかよ!」ガン!
婚后「キャアア!!」
一方「チッ!未元物質で壁作りやがったか!」
垣根「そう簡単にいくと思ってんじゃねえぞ!」
上条「…そういやあいつらはどうして能力が使えるんだ?」
土御門「…たぶん一方通行は音波を反射して、垣根は未元物質で音波を遮断してるんだにゃ~」
上条「なるほど…、って土御門!?お前大丈夫か?」
土御門「ギリギリだにゃ~…」
314 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/03(土) 17:49:08.78 ID:0p3yHm+n0
婚后「こ、ここにいては死んでしまいますわ!私は退場させていただきますわよ!」スタスタ…
黒子「とうとう逃げましたわね」
御坂「能力使えない上に第一位と第二位が本気でシュート打ってくるんだか仕方ないわよ」
315 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/03(土) 17:49:50.07 ID:0p3yHm+n0
一方「クカカカァ、垣根ェ、テメェじゃァ俺のスピードについてこれやしねェんだよォ!」
垣根「つっ!クソがあ!」
一方「テメェの未元物質の壁なンざ紙以下なンだよォ!」バキッ!
垣根「…ベクトル操作か…」
一方「まずは一点目だァ、チンピラァ!!」ドガッ!
土御門「一点入ったな」
上条「…いや、待て。違うぞ!」
垣根「バカがあ!!!」ドガッ!
土御門「ボールが二つ!?」
上条「一方通行が蹴ったボールはあの未元物質とかいうので作ったやつみたいだな、さっきと同じだ」
一方「な、クソッ!……なんてなァ!」バシッ!
垣根「…止めたか」
316 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/03(土) 17:51:04.66 ID:oUgfmxHl0
一応言っとくが、テレポーター系の能力で同じテレポーター系能力者の転移は出来ないぜ
面白いからいいけど
>>316
原作読んだけど忘れてた
317 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/03(土) 17:51:14.25 ID:0p3yHm+n0
一方「ギャハハハ!!何裏とった気になってンだァ!?考えが浅ェんだよ!」
一方「このまま本物をシュートだァ!!」ドガッ!
垣根「浅いのはてめえだ」
一方「なっンだとォ!ボールが…!」
垣根「それも偽物なんだよ!」ブワッ!
一方「なんだァ!!」
上条「ボ、ボールが…、しかもあいつ羽生えてるぞ!」
浜面「何個ボールあるんだよ!?100はあるぞ!!…し、しかも浮いてやがる!!」
一方「ほ、本物はァ…!」
垣根「さあなあ、知らねえよ!!!これで終わりだあ!!!」
上条「あれを全部シュートする気かよ!」
浜面「あの翼で風を…!」
垣根「シュートついでに潰してもっと細くしてやるよぜえ、一方通行ァァァアアアアアア!!!」ブワッ!
319 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/03(土) 18:05:40.00 ID:0p3yHm+n0
一方(チッ!反射じゃ全部防ぎきれねェ!だったらァ…)ブオオオ
垣根「くそっ!風のベクトル操作をしやがったか!」
浜面「…ボールが…」
上条「…全部外に飛んでったな」
垣根「…どうすんだ、テメェ…」
一方「…新しいボール持って来い、三下ァ!」
上条「何で俺なんだよ…」
321 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/03(土) 18:29:48.19 ID:0p3yHm+n0
試合会場外
絹旗(なんだか向こう超騒がしいですね」)
初春(…なんとかして逃げないと…)
心理「キャパシティダウンね、それ。噂しか聞いたことなかったけど本当にあったのね
念のために外に行って正解だったようね」
絹旗「お、お前は…!!!」
初春「…誰?…そういえば相手チームの…」
絹旗「…え!?」
心理「気づいてなかったようね、まあ試合始まってすぐに私はベンチに戻ってたからね」
絹旗「何の…用ですか?」
322 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/03(土) 18:30:48.38 ID:0p3yHm+n0
心理「そこの女の子、聞いたけど初春だったわね?」
初春「え、ええ」
心理「その機械、止めてくれないかしら?」
初春「は、はい。もちろんです!」
絹旗「あ、ちょっと…」
心理「無駄よ、その子と私との心の距離は親友のそれと同じよ。あなたのそれも同じにする?」
絹旗(…浜面、支援はここまでです…。あとは自分で超頑張ってください)
323 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/03(土) 18:32:16.97 ID:0p3yHm+n0
上条「…音が…」
浜面「止んだ…」
浜面(絹旗達に何かあったのか!?)
一方「…よォやく収まりやがったかァ…」
垣根「うっとおうしい音だ」
一方「テメェよりはまだマシだ」
垣根「ボール全部飛ばしておいてよく言えるな」
一方「うるせェぞ、三下ァさっさと持って来い!!」
上条「はあ…」
削板「音が止んだか…」
ミサカ「一安心です、とミサカはようやく落ち着きます」
御坂「あの音ってほんと頭に響くのよね、まあそういう風に作ってあるら仕方ないけど」
打ち止め「…なんだかまだフラフラする~…」
五和「なんだか酔っ払いみたいですね…」
324 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/03(土) 18:42:36.95 ID:deJqO4P40
帝督と一方の絡みにワロタwwwwwwwwwww
328 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/03(土) 20:10:22.42 ID:0p3yHm+n0
上条「ほら、お前ら」
一方「遅ェんだよ!」
垣根「さあて、今度こそ潰すぜ」
一方「はたして家電製品にできるのかなァ?」
垣根「クズが!」バシッ!
一方「テメェボールを!」
垣根「このままシュートだァアア!!!」バギッ!
一方(速ェ、クソっ!ボールに追いつけねェ…)
垣根「なっ、ゴールが…」
一方「消えただとォ!」
黒子「…さすが学園都市ですわ。ゴールが頑丈ですごく軽い素材で助かりましたわ」
一方「チッ!あいつもテレポーターかァ!!」
332 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/03(土) 21:00:26.81 ID:D2TRReAk0
ゴールを動かすのは流石に…
330 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/03(土) 20:48:26.71 ID:Bze2UEK00
ゴールが消えても高さとかくりあしてれば得点になるんじゃないかな…
>>330
悪いけど俺ルール知らんからそういうの今知ったよ…
審判いないしチームはバカだらけだからまあ気づかないって事で…
329 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/03(土) 20:46:48.92 ID:0p3yHm+n0
上条「…いいのか、あれ?」
土御門「審判いないからやりたい放題なんだにゃ~…」
上条「…そういや審判はどこ行ったんだ?」
禁書「とうま~、お腹がすいて死にそうなんだよ~…」
334 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/03(土) 21:07:58.93 ID:0p3yHm+n0
垣根「クソっ!ボールがあたらねえ!」
一方「どけっ、テメェ程度じゃ無理だろォがァ!」
垣根「テメェよりマシだ!」
黒子「こちらですわ~…」
一方「ンのヤロウ…」
上条「せめてゴール狙えよ…」
335 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/03(土) 21:10:10.15 ID:0p3yHm+n0
御坂「やるわね、黒子」
打ち止め「もうはちゃめちゃだね、とミサカはミサカはおおはしゃぎ!」
ミサカ「なるほど、サッカーとはあのようなものなのですね、とミサカは知能を蓄えます」
御坂「絶対違うから、これ。似て非なるとかもつかないぐらい違うからねこれ」
五和「さ、さすがは学園都市ですね」
御坂「…そういえば初春さんはどこにいったのかしら?」
初春「ここにいますよ」
御坂「い、いつの間に」
初春「今戻ったばかりですよ、それにしても白井さんすごいですね」
削板「恐ろしい根性だな、うちのチームにきてほしいぐらいだ!」
ミサカ「戦力にはなりますが一試合限りの急造チームを強くしても意味ないですよ、
とミサカは試合終了までの時間が短いことを確認しながら伝えます」
削板「一試合限り?何のことだ?このチームは大会で優勝するのをめざしているのだろう?」
ミサカ「え?」
削板「え?」
336 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/03(土) 21:12:10.45 ID:0p3yHm+n0
御坂「それにしてもテレポーターってサッカーとか球技には強そうね」
初春「白井さんを見てても思いますが、まさにチートですね」
御坂「見てて面白いぐらい一方通行も第二位…えっと垣根帝督も押されてるし」
初春「遊ばれてるように見える気がしますね…」
御坂「黒子もやるわね、応援しに行こうよ、初春さん」
初春「…一応相手チームですよ」
削板「俺はかまわんぞ、そういうのは根性があって好きだからな」
御坂「いや別にあんたに許可取る気なんてないわよ」
御坂「黒子ー!頑張れー!!!」
初春「白井さん、ファイトです!」
337 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/03(土) 21:24:37.31 ID:0p3yHm+n0
黒子「お姉様…、お姉様が私に応援、いえあれはプロポーズですの!黒子は…黒子は…感激ですの!!!」
一方「今だァ!」ドガァ!
御坂「黒子、危ない!」
黒子(しまった、間に合わな…)シュン!
黒子「え…?」
一方「あァ!?」
垣根「ボールが消えた…、どういうことだ…。今まで見た限りではあの女は手で触れないと移動できないはずだろ…」
結標「…やってくれたわね…、第二位!!!」
一方「マジかよ…」
垣根「クソッ!さっきの能力封じの音をもう一度流せ!」
338 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/03(土) 21:26:48.94 ID:0p3yHm+n0
心理「無駄よ」
垣根「お前…、どういうことだ」
心理「ちょっと外にいた人に協力してもらって潰してもらったの。前にも見たけどあの窒素装甲って結構すごいわね」
垣根「なんでそんなことしやかる?」
心理「…忘れたの?私はあなたの敵のチームなのよ。ま、それにこうしたほうが面白そうだしね」
垣根「どう考えても後半の理由だけでやっただろ…」
一方「テメェ!また座標移動させたなァ!」
結標「なんなら止めてみなさい、私は遠くから座標移動させておくわ。
審判いないし直接攻撃されるのはもう嫌だしね。
…貴方…お疲れ様、休んでたほうがいいわよ」シュン!
一方「テメェ!待てコラァァアア!!!」
黒子「わ、わかり…ました…」
黒子(案外親切なのかもしれませんね…)
340 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/03(土) 21:28:21.81 ID:0p3yHm+n0
試合終了後
上条「…で、結局100点どころか150点も取られるとはな…」
土御門「ボールを座標移動→センターサークルに相手一人を移動させて、つま先の上数センチにボールを移動し足に当てる
→ボールをゴールに移動→以下繰り返しだったからな。これサッカーのルール上いいのかにゃ~?ていうか審判はどこに消えたんだ?」
御坂「…まさか五秒に一回ゴールなんて…。さすがにすごいわね」
五和「あのテレポーターの人、試合後に倒れるほど疲れてましたね、大丈夫でしょうか?」
上条「一番可哀相に見えたのはあの垣根って奴だろうな…。試合終了した後に叫んでたし…」
御坂「そういや打ち止めは?」
ミサカ「試合後に一方通行が連れて帰りました、とミサカは報告します」
341 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/03(土) 21:28:55.25 ID:0p3yHm+n0
黒子「さて、これからどうします?まだ時間はありますが?」
御坂「そうね、このまま打ち上げでも行こっか!せっかくだしね」
初春「風紀委員会の仕事もないですし丁度いいですね」
御坂「決まりね、あんた達も一緒に来たかったら来てもいいわよ」
上条「お、じょあ行くか、インデックス?」
禁書「もちろんなんだよ!」
土御門「俺も行かせてもらうかにゃ~」ピリリリリリ
土御門(電話…)
上条「どうした?」
土御門「残念だけど用事ができたから俺は抜けるんだぜい。じゃあな!」
上条「おお!お疲れ!」
342 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/03(土) 21:29:51.61 ID:0p3yHm+n0
黒子「あ、あのお姉様」
御坂「なに?黒子?」
黒子「先程の試合中の…あの…私に…大声で…」
御坂「え?ああ、あれがどうしたの?」
黒子「く、黒子も同じ気持ちですの!結婚しま…」バチッ!
御坂「どうやったらそうなるのよ!?」
黒子「照れ隠しなど必要ないですの!お姉様、さあ私の胸に!」ドガッ!
黒子「ス、ストレートですの…」
御坂「はあ…」
上条「…相変わらずだな」
ミサカ「お姉さまは結婚なさるのですか?とミサカは心に寂しさを感じながら問いかけます」
黒子「そうですの!」
御坂「違うわああああ!!!」バリバリバリ!
禁書「…とうま~…お腹すいたんだよ…」
347 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/03(土) 22:47:30.71 ID:0p3yHm+n0
絹旗「超遅いですよ!」
浜面「悪い、あの顧問が最後にうるさくてさ。なんか負けたからどうこうでくやしがるな、とか話がさ…
しかも最後に土持って帰れって…、どこの甲子園だよ…」
絹旗「そういえば浜面は結局後半のほうも超立ってただけでしたね」
浜面「…見てたのか?」
絹旗「滝壺さんも一緒にです」
滝壺「うん」
浜面「マジかよ…、最悪だ」
滝壺「大丈夫、はまづらは頑張ってた?」
浜面「なんで最後にクエスチョンマークがつくんだよ…。せめて言い切ってくれよ…」
348 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/03(土) 22:48:38.71 ID:0p3yHm+n0
垣根「結局あのヤロウに何もできなかったな…、クソが、チクショウ…」
心理「仕方ないわよ、相手が相手だし」
垣根「あのモヤシヤロウ、いつか殺す。…クソつまんねえ一日だったぜ」
心理「…それにしては楽しそうに見えたけど?」
垣根「いい眼科医教えてやろうか?」
心理「遠慮しておくわ。ま、いいわ、たぶん自分でも少しはわかってるんだろうしね」
垣根「チッ!」
垣根(ここまで遊んだのは何年ぶりだろうな…。あれが遊びだったのかはよくわかんねえけど…)
垣根「さっさと帰って寝るか…」
349 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/03(土) 22:49:43.84 ID:0p3yHm+n0
一方「オイ、ガキ」
打ち止め「何~?ってミサカはミサカは聞いてみたり♪」
一方「どォだったンだァ?サッカーはァ?」
打ち止め「すっごく楽しかったよ!ってミサカはミサカは幸せいっぱい!」
一方「そォかァ…」
打ち止め「あなたはどうなの?ってミサカはミサカは聞き返してみる!」
一方「クソつまンねェよ。結標のヤロウ、あとで潰す」ピリリリリ
打ち止め「どうしたの?」
一方「…ガキ、あとは帰れるな?」
打ち止め「うん♪」
一方「仕事だァ、面倒くせェな。寄り道すンなよ!」
打ち止め「了解!ってミサカはミサカはそばのおもちゃ屋さんに特攻してみたり!」
一方「寄り道してンじゃねェよ!!!」
350 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/03(土) 22:50:51.67 ID:0p3yHm+n0
土御門「今回の仕事はあるテログループの殲滅だ」
一方「こっちは疲れてンだからさっさと終わらせるかァ」
海原「…早いですね」スタスタ
一方「海原ァ、とりあえずテメェは一回殺さねェと気がすまねェ」
海原「八つ当たりですよ?」
一方「知るかよンなもン!」
結標「なにやってんのよ?一方通行」
一方「…会いたかったぜェ、結標ェ…」
結標「人にボールぶつけて気絶させといて何か言うことでもないのかしら?」
一方「知るかよ年増ァ」
結標「…怒るわよ」
土御門「もういいかげんにしろ、今は仕事だ」
一方「チッ!」
351 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/03(土) 22:55:46.59 ID:0p3yHm+n0
数日後
打ち止め「ねえねえ、ってミサカはミサカは起こしてみたり」
一方「…なンだ?」
打ち止め「これ!ってミサカはミサカは見せてみる」
一方「…野球のポスターだァ?これがどォした?…まさかやるなンて言わねェよな?」
打ち止め「やるに決まってるんだよ!ってミサカはミサカはご立腹!」
一方「ふざけンな、前にサッカーしたじゃねェか!」
打ち止め「やりたいもん!ってミサカはミサカは駄々をこねてみたり。それにもう監督もいるんだし」
一方「はァ?いねェよ、ンなもン…………げっ!」
削板「久しぶりだな!第一位!さあ行くぞ!!!」
一方「…不幸だァ…」
おしまい