出会いは突然に。 | 雪音のブログ

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若猫から老猫まで、様々な保護猫たち7匹との暮らし。里親募集や保護猫のボランティアなど、保護猫や大人猫の良さを知ってほしく日々の日常を綴ります。
たまに神社仏閣の参拝記録、トレッキングなどもアップします。

一昨日、6月1日の11時30分にそのねこは階段にうずくまっていました。
体勢こそ「ごめんねこ」でしたが、背中の毛は明らかにツヤがなく、白なのか灰色なのかもわからない毛色。
「まさか、死んでる?」と近寄ると、しんどそうにあげた顔。
耳と首数カ所にケガなのか、キズが見えた。ひどい目ヤニと、鼻も口も鼻水とヨダレで、ヒドイ状態なのは明らか。

体力ももうないのか私の顔をみて、わずかな声で小さく鳴くとまたうずくまってしまった。

突然現れたねこ。

歩いて10メートルほどの勤務先にとびこみ、段ボールをもらうとすぐに戻り、箱に入れ、動物病院へむかった。

箱に収まり少し安心したようで、頭にふれるとすり寄せてきた。
飼い猫だったと確信はしたが、この辺で見かけたことは無いねこだった。

迷って病気になったのか、病気になって捨てられたのか。それはわからないけど、とにかく放ってなどおけない!!

ほんとうに偶然が重なった出会いで、いつもは宿直明けでもそのまま仕事に入るのに、たまたま自宅に帰ってきたこと。
いつもはエレベーターなのに、回覧板かあるから階段で降りたこと。
もしも、私がいつも通り仕事してたら。
もしも、回覧板を持ってでなかったら。
もしも、階段を使わなかったら。
きっと、出会わなかった。

動物病院では、体重2.5キロ、極度の脱水と栄養不良、低体温とのこと。体はガリガリだけど、大きく見えたので男の子だとばかり思っていたら女のコだった(^ω^)

仕事帰りに寄ったら、猫疥癬あり。血液検査の結果、猫エイズ陽性。
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白血病は陰性だったのでほっとしました。
炎症反応と腎臓の値が高いけど、脱水が治れば下がる可能性もあるといわれ、とりあえず5日入院となりました。

今日もお見舞いにいったら、ちゅ~るを食べて水も自分で飲んでいて一安心。
意外と回復早いね、と先生と看護婦さんにびっくりされていた。

退院後、どーするか?
とりあえず、疥癬治療は1ヶ月はかかるらしい。ケージやらなんやらいろいろ必要になりそうです。