現在ナビゲーター世界史を読見進めている最中。

 

魏晋南北朝~唐あたり。

 

巻2はペルシア~インド~中国と話が展開されていくが、

 

1~2世紀ごろ、

 

ペルシア地方ではパルティアが、

 

インド西北ではクシャーナ朝が、

 

そして中国では後漢が成立、繁栄していた。

 

ナビゲーターでは丁寧に折に触れて、例えば、

後漢の話の際には『同時期のインドではクシャーナ朝が繁栄していました。』などの記述をしてくれる。

 

そこで、あーそうなんだと横のつながりを認識させられありがたい。

 

ただ記載の都合ではなく、当時実際にそれらをつなげてしまった人がいたことにとても驚いた。

 

甘英という人物は、匈奴と戦い『虎穴に入らずんば虎児を得ず』という故事を残した班超の部下。

その班超に命ぜられ、大秦(当時のローマ)に派遣された。(でもローマにはたどり着けなかった。)

しかし後漢を出発し、クシャーナ朝、パルティアを経由し、シリアまでは到達している。とんでもない距離だ。地図上で見ると上記王朝はみごとに一直線で結ばれる。

この遠征の後にシルクロードが完成・栄えたというのだからなお興味深い。

 

また東南アジアでは当時のローマで流通していた通貨なども発見されているわけで、陸やら海やらで実際に各地域をつなげてしまった人がいたのはすごい。

 

 

ナビゲーターを読んでいててちょこちょこと登場する東南アジア。

 

巻1には出てこないが、

 

巻2には、東南アジアの国としての成り立ちやイスラームの広まり

 

巻3には、西欧各国に植民地支配される様子

 

巻4には、民族運動や独立運動の様子

 

が飛び飛びでそれぞれ5,6ページくらいずつの範囲で説明されている。

 

 

本の構成を批判するつもりなど全くないが、理解はまとめることと同じなので、記載が分断されていると記憶や理解も散り散りになってしまう。

 

その上東南アジアには複数国が存在する。ベトナム、ラオス、カンボジア、タイ、ミャンマー、インドネシア(さらにインドネシアでは島ごと歴史が発展している)、、、この複数国がそれぞれに散り散りの登場となってしまえば理解が離開してしまうのも無理がない。

 

ということで、かなり面倒くさかったが、ナビゲーターの東南アジアについて記載されている部分を全てコピーし、国ごと時代ごと記述を切り離したのち、一枚の紙に貼り付けていった。

 

つまり『横』の記載を『縦』の記載に変えたことになる。

横の記載が必要ならナビゲーターや流れ図に帰ることにすればいい。

 

縦と横の理解にはタペストリの王朝図が役に立った。

ナビゲーター巻2はイスラームから読み始めているが、新しい発見?が続々と出ている。

 

オスマン帝国成立以前にもイスラーム王朝が北アフリカやインド方面にも立っていたのはもちろん知っていた。

ファーティマ朝、アイユーブ朝、マムルーク朝、ムラービト朝、ムラッヒド朝、ブライフ朝、サーマーン朝、ガズナ朝、ゴール朝、デリースルタン朝、カラハン朝、セルジューク朝、、、

 

所在が中央(バグダードやパレスチナ)に近いほど歴史の流れに乗りやすいので、本における、その王朝はどのように成立した、その時何が起こった、どのように衰退、滅亡した、、、などの記載も充実しており理解している内容も多かった。

 

しかし北アフリカやインド方面のイスラームに関しては、『、、、一方この時代、北アフリカではムラービト朝やムラッヒド朝が、インド方面ではガズナ朝やゴール朝が成立していた。』

 

といった一文で締めくくられていることが多かったため、まぁそういう王朝があったということを知っておけばいいか、くらいにしか捉えてなかった。

(イスラームからみた世界史ではガズナ朝については面白い記述があったが。)

 

しかしナビゲーターを読んでいて少し認識が変わった。

 

ムラービトやムラッヒド朝はアフリカにイスラームが広まるきっかけとなった王朝であること、ガズナやゴール朝、デリースルタン王朝はインド方面にイスラームがっ広まるきっかけとなった王朝であることという”役割”があったのだと知った。

 

まぁ言われてみれば、現在その地域にはイスラームが多く、当時そのような王朝があったとなれば、いわずとその役割を果たすことになるのだろうが、なかなか言われるまで気づけない。

 

今まではいわゆる単なる暗記だったものが、意味づけ、位置づけされた知識に近づいたため少し理解が深まった気がする。

11冊目

 

 

本日読了。

vol.3を読了後少し経ってから開始していた。1週間くらい?で終えた。

 

現代になってくると横のつながりが複雑。

 

例えば、

 

横の流れの中で出てくる『中ソ関係悪化』と、ソ連の歴史の中で出てくるそれと、中国の歴史の中で出てくるそれが一致しない。

 

1周目は巨大迷路の中でウロウロしている視点だったが、読み終えた2周目はその辺りを俯瞰していこうと思う。

 

やはり読書は2周目が大事と思う反面、新しい情報も仕入れたいので、1日に読む本は2種類と決めている。

 

1冊は初見の本、もう1冊は2周目以降の本と言った具合に。

 

なので今からは、ナビゲーター巻4の2周目と巻2の1周目を開始しようと思う。巻2はいよいよアジア史。

 

ナビゲーター巻2は約250ページあるが、その内訳は、

 

中国史 190ページ

イスラム史 60ページ

 

と中国史の割合が圧倒的に高い。

これまでイスラーム史には世界史劇場やイスラームから見た世界史などで触れているので、とっつきやすさの点から巻2は190ページから読む始めることにした。

10冊目

 

 

今から10日くらい前に読了。

その後すぐに2周目を開始していて、もうすぐ2周目も完了。

 

2周目は横とのつながりを意識して読み進めた。

たまにネットの『世界史講義録』も眺めたりしている。ナビゲーターで流れをつかんだ範囲なら、講義録はいつでもどこでも読めるので手軽でいい。

 

今まで全く『世界史』に触れてこなかったので、国や地域、国家間の”つながり”に初めて触れることができて新しい発見がとても多い。

 

タペストリと併せてナビゲーターを読み進めているが、タペストリを眺めていると、ここに書いてあること、載っている図など全て理解してしまいたい衝動にかられる。

 

資料集はあくまでメイン本あってのものなので、とある事象について何も理解がないまま該当部部を資料集で見ても、大して得られるものはない。そこはやはりメイン本でしっかり内容を把握したのちにその肉付けとして用いるのが最適なのだろう。

 

逆にタペストリだけをペラペラめくって”楽しめる”ことができればとても楽しいだろうと思う。