公務員を辞め税理士へ転身した経緯を、これまで綴ってきました。

これだけでも変わってるのに、なんでまた自給農? と思う人も多いでしょう。

 

今回は、私が自給農を始めたきっかけを書いてみます。

 

都市生活の脆さ

公務員~税理士勤務時代はずっと首都圏に住んでいましたが、

その頃から「都市生活の脆さ」は何となく感じていました。

 

交通網は充実し、電車は常時運行中

ネット回線でいつ・どこへでもアクセス

蛇口をひねれば湯水が出て、電気・ガスも使い放題

食事から文化・エンタメに至るまで、何でも溢れている

 

だが、平時は快適でも、災害などが起きれば、都市機能は立ちどころに麻痺。

 

2011年の東日本大震災でそれが露呈したたものの、

まだ自分の事としては捉えていなかった。

 

しかし、2020年以降のコロナ禍で、人の行動・物の流れに制約が掛かり

今度こそ危ういと感じたのがきっかけでした。

 

都市生活は絶対的に他者依存ではないのか?

せめて最低限の食を自力で確保できれば、この先力強く生きられるのでは?
 
こうして2021年、山梨県の自給農コミュニティに参加することにしたのです。
平日は東京で仕事をし、休日は山梨で畑をする、二拠点生活が始まりました。
 

自給農をやってみて

農作業なんぞ、これまで一度もやったことのない私無気力

 

初めは(というか今も)分からないことだらけの中、

前年以前からのメンバーに色々教えてもらい、何とか収穫まで漕ぎ着けました。

 

初回ながら良く育ってくれた大根と人参が、私の自給農の原点です🥕

 

また、ここで出会った畑仲間の感性や考え方が、私と非常に近く

プライベートでの交流も充実し始めていました。

彼らに誘われて登山を始めるなど、より自然に近いライフスタイルにクローバー

 

 

そんな中、仲間の一人が、山梨の農園付きシェアハウスに移住を決めます。

私もそんな暮らしへの憧れに加え、独立のタイミングも考え始めました。

 

その実現過程については、次回また詳しく。