批判的思考のプロセス | 女王様のブログ

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ある女性教師の日常のこと,悩みや課題を率直に書いた,ぶっちゃけ話。

一個前の記事は、その一個前の記事を書いたすぐ後に書いたため、かれこれ2週間ぐらい前に取り組んだもので,UPするかかどうかと悩んでいたところ(悩んだのは嘘だけど),

由紀姉(本田由紀さんを勝手にそのように呼んでます)が,いつものとおり提供してくれた情報に,

似たようなあれがあったので,(あれがそれでの,典型的な日本人語り)マークしておく。



批判的思考力とは何か 「ジェネリックスキル(汎用的技能)」


批判的思考とは、「論理的・合理的思考であり、規準(criteria)に従う思考」であり、「より良い思考をおこなうために、目標や文脈に応じて実行される目標志向的思考」であって、決して他者を攻撃するというようなネガティブな思考ではないのです(京都大学大学院教育学研究科の楠見孝先生より)


そして,楠見先生は批判的思考を別の観点からこのように述べているのね。

「自分の推論プロセスを意識的に吟味する内省的(reflective)・熟慮的思考である」。


この先生が述べられている「批判的思考力とは何か?」という課題の,理論的な説明の試みは,三森ゆりか先生の言語技術の有効性 を後押ししてくれるものになりそうだ。


言語を教える人たちは,

子供たちを,自由自在に言語で自己表現できる賢い人物に育てるためには,

知っておくべき必要があるのではないだろうか。

闇雲に,ただ英単語や漢字,言葉の意味を覚えさせるだけでは足りない部分だ。


あなたのこういうところが不快でいただけませんが,私にこれ以上不快な思いをさせない限りは,また不利益をこれ以上与えない限りは,別にここにいてもいいですよ。っとはっきり言えたなら,どんなに世の中楽ちんでしょう。


立場が高く,公にたつ立場の人であればあるほど,しっかりとした思考,動機,裏付けとその説明が要求されるのは,当たり前のことなのに,それがきちんとできない人たち,なんだかわからない説明のしようがないファッション感覚の人気で,リーダーになる人が多かった時代から,そうではなく,道徳的・人格的にも優れた弱い立場の人を守るための代弁をできる人が,次世代を担うリーダーに,これから先なってくる時代となった兆候ではないだろうかと, この批判的思考の広まりに対して,私は前向きに考えている。

なぜなら,今後の日本の将来がかかってくるからだ。