ここ6,7年のごたごたで,
私がたどり着いた知の道先案内人のお一人,
MITのノーム・チョムスキー教授が,来日することになった。
「心の科学のガリレオ」、「現代言語学の父」などと呼ばれるチョムスキー教授http://pweb.sophia.ac.jp/linstic/chomsky2014.html
以下同上ホームページ抜粋
ノーム・チョムスキーが持つこれら2つの知的側面は、整合性をもつ知識人の精神世界において不可分離の関係にあるものですが、欧米の学界とは異なり日本ではそれらを別々の側面として、相互の関係などは捨象して取り扱う傾向が強くありました。今回開催される、言語・科学思想と政治・社会思想をセットとして取り扱う連続講演は、日本においては最初の(そしておそらく最後の)ものになります。
2日目の講演はもうすでに一杯で参加できそうにないが,
これが,私にとって最後になるかもしれないチャンス。
チョムスキーに直接会ってみたい。
これはずっと私が願っていたこと。
(追記)
日本の知識界が影響力を持たないのは,
学術と実際の社会生活における整合性に欠けるからなんだと思う。
日本においてはおそらく最後のものと述べているけれど,
そういう人がこれからも日本には出ないと言うことを天下の岩波が断言しているところがまたまずいところ。
「人間の尊厳を守る」という,信念の下,
彼が働きかけてきたことは,
きっとどの誰かも同じ思いで戦ってきた,もしくは戦っていること。
岩波は気づいてないだけで,結構一般人はわかっていたりするんだよね。
堂々と出ないと断言することで,日本の知性を否定しているって誰も気づかないのが残念な限り。