全てが新しくスタートを切った平成25年度 | 女王様のブログ

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ある女性教師の日常のこと,悩みや課題を率直に書いた,ぶっちゃけ話。

皆様,大変ご無沙汰しています。


わたくし,目が回るほどの忙しさで今やっと息をしている状態です。

(ええ,拍手をありがとうございます。)


人生初の通勤とやらもなかなか慣れません。


新しい職場というのは年齢を選ばず,きっと慣れるまではこんな感じにドタバタで始まるのでしょう。


ありがたいことに赴任してすぐに担任を仰せつかり,右も左も,にっちもさっちもどうにもブルドック・イェィ!ご経験の方にはお分かりになるということで・・・・(ry)


赴任して3日目にホームルーム。

学校が変われば文化は違うゆえ,一個一個確認しながらの作業はたいそう骨が折れるもので疲れがピークに。

今週木曜は9時に就寝。小学生なら良い子の見本です。


赴任して一日目は,

窓からおんにゃの子達の笑い声が聞こえてきて,


なんなの,

なんなのこの学校は・・・なんなのこの華やかさは・・・・・


っと,毎日新しく新鮮で,発見があり吃驚しているところです。


2番目に驚いたことは,厠。


男子校には女子トイレは2つしか存在しなかった。

それぞれに2つの便器しかなかった極小ルームだったのにもかかわらず,


おんにゃの子の多い学校では,それぞれの階に厠(かわや)があり,

しかも・・・しかも便器が5つ。色はピンク

その上,音姫がついていてさらに吃驚した。


女子トイレに入ったとたんに,どれに入ったらよいか選びたい放題なのに戸惑った。


洋式が3つに和式が2つ。まだ慣れなくて,未だにそう。これに関しては選択肢は狭いほうがいい気はする。


まぁ,こういうことはこれから起こることに比較すればどうでもいいことなのだが・・・・・


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一番最初に,

学校長にご挨拶に行って,

今の気持ちはどうかと聞かれたので,


「緊張しています。」とお応えしたら,

「何にですか?」と聞き返されたので,

「女の子がいることに緊張しています。」応えたら,


校長が何かを感じたようで,

「我が校では,英語は心臓部ですので,ベテランの○○先生のようにしっかり頑張ってください。」っと言われ,

気持ちを見透かされたような,何だか複雑な気持ちになって帰ってきた。


わたしが専門高校にいたのは県の命令なので,進学校に赴任するからといって,教科指導のイメージを持たれるのは酷だ。わたしは命令に従っただけで,その場のスクールカルチャーに則って態を変えていかねばならないしこれは経験した者しかわからないかもしれない。


しかし,

これは,わたしの想定内。

ドンマイ,ガンバレわたくしで乗り切っていくしかない。

環境が変われば,気持ちも一新する、そういうもの。


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それはそうと,

現実の私は,

最初の職員会議のスピードについていけず,話されている言語も違って,

異文化体験の毎日だ。


進学校って,こんなに一秒毎にプログラムされているものなのでしょうか。皆さんがいつ息ができているのか,余計ですけど心配になるくらい秒刻みに管理されてます。


以前の学校で一クラスあたり週3時間の英語の授業が,朝補習を含め最高で8時間。


理系も文系も英語で合否が決まると言っても過言でないほどの大切な扱われ方。

いろものが主役に変わる瞬間だ。


いろものから

大女優へ


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印刷室に印刷だけをされる常住の職員がいる。(以前の進学校もそうだったけど)


ご挨拶して英語科職員室へ戻ると,

しばらくしてその方から電話があり,

「忙しかったのでご挨拶が不愛想ですみませんでした。」ということ。


全然そんな風に感じていなかったけれども,

ガラスのように扱ってもらえるのが,なんだか,こそばい感じがした。


雑草の中を生きてきた私には,

たとえそうだとしてもさして気にもしないけれど,

そういう言葉をかけてくださる職場なのだと思い,わたしにもその繊細さを要求される場だと感じた。


繊細さを要求されるということは,あらゆる現象に敏感に反応していかねばならない。

今まで以上に感知のセンサーを働かせていかねばならない。


いろいろな意味で,新しくて新鮮。