高校生の僕達が,映画「ワンピース」の話題をしていたから,女王様も観ようと映画館に・・・・。
先週テレビでちょっと見た,アマゾネス(女性のみの島)の話が案外面白かったので興味を持つ。
映画館に行くと,ワンピースはもう上映していない。
そうたら坊主が,
「僕,『プリンセスと魔法のキス』も観たいなぁ」って言うものだから,
計画を変更してこちらへ。
坊主「この映画は,アランジンと魔法のランプと美女とや野獣と同じ制作者で,カエルの王様をちょっとアレンジした話題の映画らしいよ。」って私に薦める。
いつ,どこでそれを知ったのか,私には見当がつかない。坊主のあらゆるものに対するアンテナの張り方は,我が子ながら『あっぱれ』だ。
だから,かーさんはあんたに付いていく。っていうか,たまには私に付きあってちょうだいよ,ベイビー!
この映画は,
アメリカ政府が,現在の厳しい経済状況の中にあって,生き残りをかけて頑張ろうとしている子供達を励ますつもりで,ディズニーに働きかけ制作したものと思われる。(女王様の見解)
子供だましと言えば,子供だましかもしれないが・・・・。
心がけが良い生き方をすれば,いつか王子様が現われてあなたの夢を叶えてくれる・・・
でも,
そういうことが起こりうる可能性は,実際1パーセントだけどね。(私も随分現実的よねー)
だって女の子全員に彼女のようなことが起こったら,王子が何人いても足りない。一国のプリンスを要するなら,相当な数の国が必要。
あーゆうのを見て,
幼い子供達は夢を見るのだわ。シンデレラみたいにね。
シンデレラコンプレックスは,現代の女の子たちにも当てはまるかもしれない。
実際はそんなに甘くないわよ。
僕が一生君を守りますからとかなんとかいっても,
実際は女性が守らないといけないことが多いのだから。これ本当よ。どんなに年が離れていてもそうなんだから。
「かーさーん!」って叫ぶ先輩たちの声を,
君達も「所さんの笑ってコラえて」に出た時のVTRで見たでしょう?そう,以前,我が校が取材されたときのものよ。
彼は高校生だけど,何歳になっても彼らの中では,「かーさん!」「かぁちゃん!」「おふくろ!」「ママ!」は永遠のマドンナだからね。(女王様は個人的に母親を『ママ』と呼ぶ人はろくな人に育たないと思ってます。)
いくつになっても男子は母親を求めるもんなんだって。間違いない!
武田鉄也 『母に捧げるバラード』