ガザA,B,C,と3れんたい! | 女王様のブログ

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ある女性教師の日常のこと,悩みや課題を率直に書いた,ぶっちゃけ話。

実家に滞在中に小坊主が,昨年の夏休みに行った沼を見に行きたいと泣いて頼むので,仕方なく行く。


そのとき捕獲したザリガニがこれ,



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お腹に卵がうようよいた。(このザリ公は,あとで元の場所に放流)

詳しくご覧になりたい方は,8月の何日かのブログをご覧になっておくんなさいまし。


冬場の沼に,大人達はザリガニなどいないと思っていたら,


「いた!」って小坊主の声が・・・,そして捕獲。

じーちゃん宅へ。



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どうです,立派でしょ?


冬のザリガニは黒いです。小坊主は,寒いから太陽の光を吸収するために身体が黒いのだと女王様に説明する。(なるほど)



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大きいのが3匹。


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小さいのが3匹。(あえて撮らなかった)


捕獲までは良しとし,その後小坊主が言う。


「家に持って帰る!」


そう,男児は捕獲したものを家に持って帰りたがる生き物。今までずっとそうだった。

丸々太った何だか分からない幼虫も,納豆の容器に入れて持ち帰ったし,30匹~40匹も入った団子虫のビニール袋を,女王様は疲れた身体にムチを打って持ち帰らねばならなかった。今はたいていのものは触れるし,小坊主が何を持ってきても驚かない。


というわけで,

飛行機に乗せられるかどうか分からないけれども,

このザリ公達を連れて帰ることにした。


先ずは,ワンカップ大関を大人達で飲んで(このためだけに購入),容器を揃える。

なぜなら,入り口が広くないとザリ公が入らない。


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その入れ物とザリ公に小坊主が名前をつける。

キャップには,ガザA,ガザB,ガザC,3れんたいと記入

女王様が「何よ,それ?」と聞くと,

ガンダム関連らしい。I have no idea.



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その容器は,もちろん小坊主が責任を持って運ぶ。リュックの両端にさしてある。

近くで見てみると,



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道中,何度もキャップを空けて空気を入れる。

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これはJRのグリーン車内での一こま。


空港では,


携帯用の荷物のために用意されたトレーの中に,ガザ内のザリ公達を入れて,荷物検査に臨む。


この時点で,まわりの人たちの目を釘付けに。なぜなら,今のこの時期にザリガニを捕獲して飛行機で移動させようとしているのは,羽田空港の旅客の中で小坊主一人きりだから。


「テロ事件があって規制が厳しいから,液体物は無理かもよ。」って冷たく女王様が言っていたので,


荷物検査の係員に会ったときの小坊主は心臓が破裂せんばかりに緊張。


その後,責任者まで出てきてチェックされ,

悩まれた末,乗客が多いので止まっていられないと(多分),無事通過する。


なもんで,


今,女王様のうちには,アメリカンザリガニが6匹と犬が2匹いる。


小坊主の今年最初の捕獲劇は,大成功の下終了。


家の水槽の前で何時間でも眺めているのを見ると笑える。


っていうか,こんなに生き物好きな小坊主が女王様は愛おしくってたまらない。好き。


いつか,誰かに取られてしまうんだよね。ちっ!

花嫁の父だけでないんですよ!花婿の母親だって相当な嫉妬がありますからね。もしかしたらそれ以上かもね。


女王様は,母の気持ちが痛いほど分かる。


男の子の母親ってそんなもの。そんな感じ。