最新科学が読み解く性  男と女  | 女王様のブログ

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ある女性教師の日常のこと,悩みや課題を率直に書いた,ぶっちゃけ話。

同僚が以前NHKで放送されたものをDVDに録画していて,第3回目のものだけ見ることがでいないでいたので,本日やっと鑑賞。

ご覧になった方はお分かりになると思うが,男性のY染色体の劣化といったらひどいもので,Xの十三分の1ぐらいの細胞しかない。Y染色体がなくなってしまうのも時間の問題らしい。遅くて500万年後,早くて明日にでもなくなってしまう可能性があるそうだ。

小坊主のママとしては,非常に心配される状況だ。だって,男が危ないんですよ。存在自体が危ういからです。

昨日かしら,孔子の子孫は200万人にのぼるということが分かったらしいのだが,これは男性のY染色体を調べて判明したのだろう。Xは父方と母方の両方のものがミックスされるために参考にするには難しいらしい。Yは男性から男性にしか受け継がれないから,とりあえず男性の家系をたどれば分る。

現在,日本は出生率が低くて人口が減る一方だということが懸念されているが,
アメリカのように精子バンクから好みの男性の精子を購入し,自分の卵子と受精させ,子供をもつことができるのであれば,結婚相手はいらなくても子供だけほしいと考える女性が産みやすいのではないかと考える。(倫理的に問題はあるが)日本にも裏でこのようなビジネスがあるのだろうか?未だ聞いたことはないが・・・。

国が,日本人の成熟が足りん!とか,馬鹿な若者が多くなってきたというのであれば,国家戦略として,成熟した優秀な人間の精子のみを提供してもらい。女性たちにその子供を産んでもらうなんかいうのもありなのかしらと考えてみる。

でも,実際にそうなったとしたら非常に危ないけれども。誰が優秀なのか?どういう基準でそれを満たすのかも怪しいものだから。

しかしながら,

結婚できない女性が現に多く存在し,理想の相手に振り向いてもらえなくて結婚を半ばあきらめてしまっているような女性たちが,自力で理想の相手を見つけることができなくても,その理想の相手の精子だけ手に入れてその子供を育てるということが可能になれば,もしかしたら子供を産む人が増えるかもしれない。社会や国の制度がそれを後押ししてくれるのであればの話だが・・・。

実際,シングルマザーという肩書で頑張っている人もいるので(私には無理だけれども),アメリカのような合理主義の考え方をすれば可能なかぁー,なんてイメージしてみた。

優れて立派で素敵な男性にも女性にも,一人に一人しか許されない世の中は,精子の劣化を進めるらしいので,チンパンジーのように乱射をすれば元気な精子だけが生き残るのであれば,人間の乱射は倫理上も非常に問題だし,それがまかり通るのは私も大反対なので,精子バンクの制度だけでも認めてあげたらどうかと思う。男性も女性も擁護する立場で・・・。

日本での精子バンクはきっと儲かると思う。もう誰かが始めているのでしょうか?
もし,私が独身で意中の結婚相手が見つからず期間限定の子宮を持て余していたら,もしかしたらそれを利用したかもしれないと,このDVDを見ていて思った。そうなると,限られた一部の男性のみが社会で必要になってくるという,もっと男性にとって厳しい現実が訪れるのかもしれない。

だから,
小坊主のママ兼僕達のマドンナとしては,これは絶対に言ってはいけない事実だ。
仮想の中のことだけにしておこうっと。
ひっそりと書いたことにしておこう。べーっだ!



(2009-04-24)
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