こうやって,タッタカ,タッタカ次から次へと更新するから,西山先生のブログを見ていただけないのかも知れないが,
これを読む前に,
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西山 佑司先生の講義 “曖昧表現から言葉の科学を見る”
http://ameblo.jp/indego-blue/day-20090818.html
同僚の知人は小学校の教員を目指しており,先日採用試験を受験した。
面接内容にこのようなものがあったようだ。
・この度の小学校の新学習指導要領で,外国語が導入されますが,それについてどのようにお考えですか?
っという質問があったらしい。
グループでの面接で挙手制だったので,述べることが出来なかったらしいのだが,
彼の本音は,
「どう思うかも何も,(試験官に)逆にどう思っているのかをお聞きしたい。」って言っていた。
この質問はおかしくないですか?
必要ないと思います。と言ったら落っこちるのでしょうか?もしそうだとしたら答え(考え)を強要していませんか?
これって問題だと思う。
結局,文科省・教育委員会側も,どのようなスタンスで行ったらいいか分からず,手探り状況なのかもしれない。っと,英語が専門である私(女王様)でなく,小学校の先生や他の教科の先生方が言っていた。すっかり全部ばれてる。
事実は隠そうとすればするほどはっきりと分かってしまうもの。時を経ても変わらないものが事実であり,最終的に残るものは粉飾や虚飾ではない。ファッションでない。
現場にいられないものが大きな口を開いて話をするな!っと言いたい。
良質な環境の下に子供達を置けないのであれば,それは害以外のなんでもない。
これだけの不安要素があり,世の中は新型インフルエンザの猛威に振るわれ経済的な見通しも暗く,日本では政権交代なるかどうかの大事な時期に,英語のことだけで一生懸命な方々に,すなわちそういった日本の教育環境の中で,小坊主はまともに育っていけるのかしら?僕達はどうなるのかしら?という気持ちが過ぎった。いや,本当のことを知ったら,そうやって皆思うと思う。