仏門入り修行僧と小学校英語②  | 女王様のブログ

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ある女性教師の日常のこと,悩みや課題を率直に書いた,ぶっちゃけ話。

HYATT REGENCY HOTELに滞在しながら,仏門入り修行僧と小学校英語①の続き


只今,仏門入りをしている女王様は,


今さっき胃透視の検査が終わり少し時間が空いたのでブログを更新することにした。


ちょこっと胃透視の話をすれば,


ゲップが我慢できず,発泡剤を2度飲むはめに(経験者はこれがどんなにきつい事かお分かりになるはず)。


バリウムの味も以前より人工的になった感がして,バリウム飲んで病気になるのではないかと思われるくらいの味と匂いとドロドロぶり。それを無理やり飲めと言われ,鼻をつまんで飲んだわいいけど,口からこぼれて拭うことも出来ず(子供達には絶対見せられない),


ばれないだろうとこっそりゲップして何気なく検査に望んだら,

「胃のふくらみが弱いですね。」と,今度は口の中に発泡剤を放り込まれ,

必要以上に台の上で回らされる逆さ吊りにされる,これでもかとお腹を押さえつけられ拷問です。


後で下剤をもらって「はい,さようなら!」。


検査なんかこんなもの。


婦人科検診も医者の顔すら見ないで済んだぐらいのオートメーション化ぶり。(女王様の同僚の独身女性が公開処刑だと言っていた。)


随分長い前置きだが,


これから本題だ。


昨日,小学校の先生にお会いして談話。A,B, Cさんと(それぞれ違う出身地だ)。


小学校英語の話題になり,


「そー言えば,先日,同僚が小学校英語関連で4日間研修に行ったらしいけど,良く分からない,何も得られなかった。全く使えないと言っていたわ。」ってAさん。「全く教えてきていない分野を教えるのは苦痛だ。って言っていたわよ。」


それはそうでしょうよ。10うん年している女王様だって苦戦を強いられている教科なのに,4日で分かるはずがない。中学校から数えたら相当な年数英語をしているけど,英語圏に行ってやっと少しずつ分かるようになったのに,4日で分かったらマジックだ。


Bさん(50代半ばのベテラン教師)は,

「うちの市は十年前から,小学校一年次より段階的に英語の授業数を増やして指導にあたっていますよ。一年次に10時間,2年次に20時間といったように高学年で35時間の実施をしてます。日本語がまだままならない子供に英語を教えるなんてどうなんでしょうね。疑問に思ってます。教員はただですら時間がない中,本当に大変ですよ。私がさっき携帯で話をしていたのは,親がネグレクトの子供のご近所からの電話です。親はネグレクトの事実を隠しそのような意識もないのでご近所に助けていただいてます。親からご飯を作ってもらえず,ほったらかしにされている子供達だとか虐待を受けている子供達を守らなければならないので,ここ(人間ドック)に来ても落ち着かないのです。教科指導だけでない部分での細やかな配慮が後の子供達に影響するので気が抜けないのです。

小学校の英語に関しては,中学校に進学して,むしろそういった英語活動に触れていない子供のほうが,グーンと英語力が伸びて成長しているのを知って,意味があるのかしらと感じました。

外国人教師が中心となって指導するのですけれども,

地元の国立大学に来ている留学生が来るので,英語圏でないタイ,エチオピア,フィリピンからの先生が英語を教え,むしろド素人の私のほうが,『Yellow』と綺麗に発音できるくらいの発音の悪さ。その先生の発音の悪さに,子供達は真似して一生懸命ついて読むものだから,これで本当に大丈夫かしらって思いました。しかも,その先生方は非常に教育的でない方もいるので困ってます。(取るものだけとってそれ以外は面倒見ないという感覚)英語圏からの,例えばアメリカ人とかイギリス人とかでなく,およそ英語が母語とは言い切れない人からの英語の指導っていうものはどうなんでしょうか?」


Bさんの話は止まらない。

「外国人の先生の任期の短さも問題ですよ。ころころと人が変わるので子供達は一貫した指導が受けられません。英語嫌いをもっと作っているのではないかと現場にいても思いますよ。」


女王様が,自分の専門外の国語を教えろと言われ自殺した女性教諭の話をすると,

「やはり英語は負担ですよ。息つく暇もありません。教科の仕事だけではないので負担ばかりが増えて,パンク寸前です。」だって。


文科省が音頭をとった移行期間に使用の英語ノート製作側は,電子黒板でごまかそうとしている。(このマニュアルも本にして髭の禿げは一儲けしようとしているではないか。そんなものは無料で配れ!いやらしい,アホ!)


Cさん(50代後半)は,

「高学年の担当は皆が嫌がり,職場関係もギクシャクする。教員の評価性が給料にスライドされることがこの秋から決まり,生徒達など見ていない狡賢い人が管理職になっていくのを見るにつけ大丈夫なのかしらと感じないわけにはならないです。」と。


赤線の部分は,指導主事・教頭・校長・旧,現文科省の教科調査官に多く見られる。


女王様は権力とは無関係なので,現場の生の声はいくらでもどこでも手に入るし発信できる。力関係とは無縁だから。


小学校英語推進派の輩は,一生懸命こういう人たちの生の声をぶっ潰してきているのでしょうよ。髭のはげが先頭切って始めたにもかかわらず,困った先生方に相談に乗りますよだと?????戦争をしましょう,しましょう!と言っている人間が戦争で傷ついている人間に言葉などかける権利があるのか?


あなたは自分が何を言って何をしているのか分かっているのか?


現場にいた高校英語もまともに教えていないのに,小学校の教育現場を混乱させて,挙句の果てに金儲け?????


何をやっているんだこの人は?


現場から死者が出たら責任は全部髭とおいでやっすと水虫のようなその取り巻きがが取れ!間違いなく取れ!