王貞治の講演(親子向け) | 女王様のブログ

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ある女性教師の日常のこと,悩みや課題を率直に書いた,ぶっちゃけ話。

昨晩は,王貞治に会った。

関西大学の教授の元アナウンサーの「しき」さん(漢字知らないので平仮名)がコーディネータとして一緒に来られていた。


1時間15分の対談の後,質問コーナーと抽選会。


王さんの話で印象に残ったのは,


「子供に野球を教えるときは,型にはめたらいけない。型にはめたら小さくなって大きくなれない。」


「バットを振るときは,思い切り自分の思うようにさせる。間違ってもいいから何度もさせる。最初は自由に振らせる。」


「練習を一杯して体で覚える。人がおはしを使うときの論理と同じ。体がすぐ反応できるように何度も練習する。」


「スポーツはいい。子供達に礼儀や忍耐,生きていくのに必要な社会性を自然と身に付けされることが出来る。但し,それには指導者と仲間が必要。」


「僕は,10歳年上の兄貴と一緒に野球をしていた。幼い頃から自分より年上の人達とプレーをしてきた。体格も技術も自分より上の人だ。それが良かったと思っている。」


「野村さんは,選手として最初に科学を野球に導入して実践した人。」


「しなやかにピッチングできる投手の玉は,バッターにとってタイミングがつかめないので打ちづらい。昔で言うと江川。だから江川が登板の試合は2時間で終わった。今は3時間は当たり前だけれども・・・。その後,野村さんと皆で飲みにいって,10時くらいになると僕は新川さん?のところへ行って素振りをした。その当時,野村さんより僕は結果が出せていなかったけれども,『いつか追い抜かされる』と思われていたらしい。」


「僕ほど練習をした人はいないと言われている。朝,昼,晩とずっと同じことを何回も練習した。」


「希望を持って,目標を高く持って頑張んなさい。君も,僕みたいになれる可能性が少なくとも50%はあるのだから」


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サイン入りバットとか色紙,ボールは一個も当たらなかった上に,握手も逃した。残念。