本日,ある議員の演説を聞いていて思ったことがある。
テレビでもラジオでも,以下のような話をよく耳にするが,
保育園や幼稚園の待機児童が多く,
今まで主婦をしていた女性達が外に出て働くためには,待機児童の受け入れを早急に増やしてほしいと。
夫の給料がカットされるなら,主婦が外に出て働き,家計を助けることによって,消費も高まり経済活動が活発になると。
実際,
私の住んでいる県では,このような要望を持った人間はいない。
望めば,皆入れるからだ。
むしろ,
待機老人の方が大問題だ。
ただですら,
一つの老人施設には,少なくて50人のじーちゃんやばーちゃんの待機老人がいる中で,
田舎の方に行けば,250人の待機老人がいる現実。
待機児童でなく待機老人がこちらでは問題なのだ。
その議員がこのことを霞ヶ関でも話題にしてもらいたいと伝えたが,このように返されたらしい。
「今は在宅介護が中心で,老人施設をこれ以上増やす予定はない。」と。
在宅介護をするには,そのご老人の面倒を見る家族が必要。
息子も娘も都心部に出て離れて一人暮らしているご老人は在宅介護してもらえないのだ。
地方は,待機老人をどうにかしてもらわないといけない。
都心部と地方の農村部の要望・要求はかなり異なる。
住んでいる人も違えば状況も全く違う。
霞ヶ関の方々は,半径5メートルの部分しか見ていないのだろうか?地方はどうでもいいのかしら?
状況は深刻なのだ。
私は,そのような細かい所まできちんと見て代弁してくれる人に投票しようと思う。
庶民の味方は,そのような細かい所に気付いてどうにかしてくれる人だと感じる。
子供手当てを民主党の通りにするなら,消費税を2パーセント上げないと無理だそうだ。
子供一人につき2万5千円支給したり高校まで無料化するとしたら,5兆3千億円必要なのだ。
それは全部働いている人からの税金であり,子供のいない世帯からも同額の税金が引かれることになる。
支払われる子供手当は本当に子供の為に使われるかどうかも怪しい。
民主のマニフェストは,聞こえがいいものばかりだがちょっとばかり現実味に欠ける。
でも,労働組合を後ろにつけているということで,免許更新制を無くする考えはいい。
すごくいい。ほんとうにそれが出来たら,GOOD JOB!
講習の為に,生徒をほったらかしにして先生方が出れるわけがない。むしろ逆効果。制度で縛り付けても何にもならい。
免許更新制の授業担当する人は,免許すらない事実がある場合はどうするのか?
大学側が,先生方からお金を取りたいだけ,もしくは天下りをしたい役人が就職先を斡旋してもらう為にするだけだと思っているので,ここは民主に大賛成。時間がない現場はもっと時間がなくなる。
いっそのことこの勢いで小学校英語もどうにかならないかと思えば考えなくもない。
ついでにここの中にしまいこんでいた事を言えば,
免許更新制で儲けようと名乗りを上げた神奈川大学も面子丸つぶれ!不愉快な仲間の一味なので私は頼まれても絶対行かない。
このまま更新制が進むなら,東大の斉藤先生や佐藤先生(危機に立つ日本の英語教育を拝見してファンになった。)とか,この間,このブログのことがばれたO先生とか(今度東京言語研究所に行かしていただきます。楽しみにしてます!)の講習なら高い受講料払っても参加する,絶対。
ご近所のママとも達と小学校英語の裏話も出来て午前中は充実していた。
そんな感じで,今ティータイム。