公立高でも教育費に地域格差、50万円以上 | 女王様のブログ

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公立高でも教育費に地域格差、50万円以上  200981日(土)

 高校3年間の家計からの支出が同じ公立高校でも地域や学校で異なり、50万円以上開きがあることが31日、日本教職員組合(日教組)の調査で分かった。

 出費は進学校ほどかさむ傾向にあり、日教組は「貧困世帯の生徒は公立でも学校選択の幅が狭まっている」と指摘している。

 調査は今年3~5月、日教組の下部組織を通じて32都道府県を対象に実施し、18都府県の217校から回答を得た。支出が最も多かったのは鳥取県の高校で101万円。最も少なかったのは沖縄県の高校の44万円で、その差は57万円だった。支出の中には授業料(公立の場合、3年間で36万円程度=文部科学省調べ)も含まれている。


この格差は,進学補習とか,模試の費用からくるものだろうか?

公立でも,スポーツに力を入れているところは,

遠征費とかもろもろで,地方だと年間180万ほどかかる部もある。


親の出費は,授業料が全てではない。部活動や進学に対する金額も相当なもの(予備校などよりは格安だが)。


公立は,朝補習や放課後補習などは,一人あたり1時間,50円程度でやっている。


民間でそんな所はない。進学校の先生方は身体を壊す寸前まで付きっ切りで教鞭をとるだから,教師の寿命は一般に考えられているよりも結構短いのではないかと女王様は思っている。

(なぜなら,女王様が初任校でお世話になった先生方が定年を待たずして3名も亡くなっているからだ。)

部活動や進学に力を入れようと思ったら,私学に行けば相当の費用がかかるのだ。


だから,地方は一部の有名な私学を除いて公立志向が強い。


先日,ピアノの先生が岩盤浴ヨガ(はまりだした)で話をしていたのだが,


先週末,息子の高校時代(県内の公立で一番の学校)のサッカー部の保護者との飲み会があって,それぞれの息子の進学先が話題になり,


慶応医学部,その他国立医学部,東大,早稲田,(悪くて立教らしい,立教でも有名私立なのではないかしら)などに現役や一浪で入学していることを知ったそうだ。


そういう先生の息子さんも一橋大学だが・・・・。


わが子の母校でありながら感心したと話していた。


そういった話を親たちがすることによって,高校生を持つ親はやはり子供を入れるならここへという感じで進ませるのだと思う。


卒業生の実績も多くあること。

信頼できる伝統校は強いという印象だ。




女王様のところですか?うちも負けてませんよ。


なにせ,ピアノの先生の息子さんが卒業した高校と同じ歴史ある伝統校なので・・・。


少し筋肉質だということだけです。