中教審:職業教育特化の新学校 高卒者を対象に--部会提言
中央教育審議会の特別部会は15日、実践的な職業教育に特化した新しい種類の高等教育機関の整備を求める中間報告をまとめた。「ニート」など若年無業者の増加や、早期離職率の上昇を防ぐ方策として提案しており、さらに具体的な制度設計を進める。
想定しているのは、既存の大学や短大、専門学校などとは別の枠組みで設置する学校。高卒者を対象に受け入れ、実務経験のある教員を中心に、各業種で求められる中堅人材を育てる。
具体的には「実験や実習などの授業を4~5割程度行う」「企業へのインターンシップを義務づける」などのイメージを示し、卒業までの年数は「2~3年」または「4年以上」とした。
対象業種には▽ソフトウエアの設計・開発▽電子制御など技術進歩に対応した自動車整備--などを例示。既存の専門学校からの移行などを念頭に置いているが、大学など他の教育機関との関係の整理や社会的認知をどう高めるかなど、課題も多い。
特別部会で関係者のヒアリングを進め、年内をメドに具体案をまとめる。
また報告は、高校普通科での教育について「社会・職業とのかかわりがあまりにも薄い」と特に問題視。生徒に就業体験の機会を与えることなどの重要性を強調している。
ここに記されているインターンシップの受け入れなんかは,そう簡単にいかないだろうね。
中学・高校だって結構受け入れ先を探すのは大変なんだから,OBがらみとかでないと・・・・
実際の企業は遊びではないから,そんな学生を入れるくらいなら全うに仕事が出来る人を入れるに決まってる。学校側がお金を払ってくれるのなら考えないでもなかろうが。
仮に受け入れ先があったとしても,そこがその学生の望んでない企業であれば,企業の側も迷惑以外なんでもないだろう。
せっかく受け入れたとしても,学生にイヤイヤ来られちゃったら「キレル」しかないでしょうよ。
しかも,こんなことやっていたら何時まで経っても若者が「自立」出来ない。
結局は,世の中の要人とか権力持った人が,自分の子供の就職先としてもしくは自分自身の天下り先として,おまんまを食べるための手段を作りたいだけなのではないのかしら?
「教育」という名の元,結局,よく分からないような弱い立場の人間を利用しようとしているのではないかと考えてしまうのは私だけかしら?
むしろ企業に若者を雇ってもらえるような策を取ってもらえるような配慮をした方がいいのでは?
ニート対策事業部みたいな部署つくって。
あー,やっぱり無理かもね。
だって,企業は,新入社員の教育で一杯一杯だから。
ただでさえ,すごいお金がかかっているから難しい。
それから,もう一つ感じていることがあって,
それは,不景気な中,国が一生懸命教育で人を縛りつけようと躍起になっているのは,何もしない人間が多く出ると,犯罪が増えて治安が悪くなるからだということ。しかも,その人達(ある意味弱者)からとんでもないお金を巻き上げようとしているのはなぜか?
不景気を一番恐れているのは,大学の先生だとか,研究職についている人達なのではないかと疑わないわけにはいかない。
最終的には,
学位だけではどうにもならいない。実際生かされてなんぼ。
スポーツだってなんだって,
やっぱり結果がすべてだったりするんだ。
厳しいけど,勝ちがあるから爽快だし,負けがあるから悔しいと思って頑張れる。
お遊びの中で,そのような本当の意味での教育が施されることはないと女王様は思ってる。
そんな感じ。