あなたが電気屋にいるとして,電子レンジを購入したいということを店員に伝えるにはどうしたらよいか?
但し,“Microwave”という単語を使わないで説明をしなさい。
ジャスチャーを使っても構いません。
というお題。
早速,どのチームからも手が挙がり,指された最初の生徒が,
電子レンジの形を指で示し,
ドアを開け,
何かを入れるふりをし,
扉を閉め,
スイッチを入れ,
少し待ち,
「チンッ!」っと言い(なぜか一同爆笑),
扉を開けて,暖めたものを食べるところまで演技をした。
これだけでも凄く感動的なのだが,
それに負けじと次のチームが,
今度は表情をつけて表現。
タイマーを回している間は鼻歌を歌い,火傷までする演技をつけて参加。
子供達の間で,どの発表者も同じ事をしてはいけないという意識があって,
「お前,外すなよ!」とあちらこちらから聞こえてくる。
「難しい,やりずらい。」と言いながら,
その生徒がしたことは,
自分が電子レンジになってしまうという演技。
スイッチが入ったとたんに,グルグルと回り始める。
そして出来上がりは,「チンッ!」だ。
女王様は,一言も英語を使っては駄目だとは言ってないんです。
皆,ジャスチャー使い名人。
女王様の生徒は,
世間の皆様に可愛がられる,社会で生き抜く智慧がある生徒が多いと感じている。
この授業風景は,
皆さんに見てもらいたかった。すごく元気もらえます。すごく楽しい。
私がもらえるのだから,きっと落ち込んでいるあなたも僕達に笑顔をもらえるはずです。
楽しい,幸せ。
自分が楽しいと思っている授業は,皆も楽しいと思っている。(多分,いいえ絶対)
私の高校時代には,そんな授業をしている先生がいなかったので,私がしています。
こうであったらよかったのに,こうであるべきだという授業をしてます。
一番楽しんでいるのは私かもしれない。