今日は,こんな出来事があった。
「先生!俺,絶対,お金持ちの女性と結婚する。じゃないと,将来家庭も持てない。俺たちの学年ってどうしてこんなに不運なんだろう。入試時も倍率は県下一で一番厳しく,サブプライムで世の中不景気で職がない。先生!俺にどこか就職先を斡旋してくださいよ。」って。
女王様は,「私にはそんな権威はないのよ。あったら,教師なんてしているわけないでしょ。でもね,本当に君たちが良いところに就職して欲しいと思っているし,どうにかしてあげたいと切に感じるよ。」と返すしかなかった。
そうしたら,
「俺,アイコと結婚する。」と誰かが言ったと思ったら,
「俺も」「俺も」とあちらこちらから聞こえるの,なんの。
そんなに,愛子は沢山いるのかしら?誰かの彼女かな?と思い,尋ねた。
「アイコって誰? 歌手のアイコか? 誰かの彼女か?」と。
そうしたら,
「皇太子と雅子様の子供です。」だと。
そうです。愛子様のことです。
女王様含めた一同大爆笑。
皇室の人間と一緒になれば,経済的には全然心配要らないからという理由らしい。
そうかと思えば,
「皇室の人間は,象徴で人間でないから無理だ。」と賢いのか賢くないのかよく分からない者も話に乗ってきた。
そんな感じに,去年とは違って何かとみんな不安定な日々を送っている。
こんな不景気な中でも,いや、だからこそ,女王様は励ましていくしかないので,いつも皆にエールを送っている。
先生は,皆の応援団員だと思う。
(追加で)
ふと,女王様は自身が会社の社長であったらどうだろうと,子供たちを雇う側だったらどんな感じかなと想像してみた。
社長って,従業員だけでなく従業員の家族,そしてその人達の人生全てに責任を持たなければならないのよね。
素晴らしい職業だけど,今の私にはその度量はない。
女王様のおじいちゃまは,貿易商でかなりやり手だった。その当時,日本には無かったような洋風の建物に,外国から輸入したこじゃれた小物や食べ物などがあったと母が言っていた。
おじいちゃまはおしゃれだったので,杖と紳士がかぶる素敵な帽子をいつもかぶっていたそうだ。私が物心ついたときには,病床で寝たきりだったけれども,そういう人だったそうだ。それに,女性にかなりもてたらしい。
もしかすると,私にはじいちゃんの血が濃くながれているのではないかと感じる。そうだったら,起業家にもなれるかもしれない。
でも,小心者なので他人の家族の面倒までは見れないかも。
共倒れになってしまいそうで怖い。
私ですら,自分で自分を支えるのは大変なのだから,子供たちはもっといろんなことで悩んで大変な思いをしているのだろうなと,つくづく思うのだ。
自分しか自分をどうにもできないし,自分が一番の見方であり敵であること。
皆,頑張って行きましょう(生きましょう!)!