女王様には,
女性の沢山の素敵な先輩モデルがいる。
今日その中のお一人となったのがこの方。
1941年生まれなのですって,素晴らしい。
90分の時間があっという間に感じられた。
話が面白いので,次もまた聞いてみたいという気持ちになった。
タイトルは,「豊かさの実感」だった。
この方の身長は,170cm。(戦後のあの食べ物のない時代にしては凄いとご自身で言ってた。)
もともと背の高い方だったらしいが,子供を産んでまた一センチ伸びたらしい。
思えば,私の友人もそうだった。友人は子供が2ヶ月で仕事に復帰。母乳はずっとあげていない。もともと胸が大きくGカップの大きさなのに,乳はあまり出なかったそうだ。(大きい人が必ず乳の出が良いとは限らない。)
だから,女王様は,女は母乳をあげないと背が伸びるのだと思っている。
もしかすると,大宅さんも多忙なのでそうだったかもしれない。
これはどうでも良い事で,
何を書こうかと考えている。
今日,為になった話は全部だったのだ。ペンとメモを持って行くのを忘れてたのが心残り。
「一億総白痴化」という言葉は,この方のお父上が最初に述べたそうだ。
私は存じ上げないが,この方のお父上は有名な左翼の評論家であったそうだ。
だから,彼女も評論家の道を歩いたのかもしれない。一般人の目から鱗が落ちるような考えを,事実を分析して瞬時に述べられるのは凄い。これは,何を持って訓練されうるのかしらと非常に興味を持った。
今の若者は,つるつるの卵のようだと。
ひだのない,つるつる。
リスクをしょわない,挫折を知らないつまらない人間が多いと言っていた。
男も女も顔からして幼いし,面白みがない人が多いと・・・・。
確かに,揺るがない,錆びない人間の魅力は,様々な困難を乗り越えて鋼のように強くなってからでしか現れないと思う。
表面だけのメッキは直ぐにはがれて,本性の醜いこと。今までだって,このような人は何人もいた。
ダイヤモンドはダイヤモンドでしか磨かれないのだから,ダイヤモンドになるにはそれ相当の困難が襲ってくるわけである。
「格差社会」についてもこのように述べていた。
格差がないように,皆が平等になろうとする,いわゆる皆仲良し,頑張ろう!なんていうのは国際社会では負けると。
格差,格差というが,国際的に見て,本当に日本は格差社会なのか?と。
日本のお金持ちと,一番収入の少ない世帯を比べてみたら5倍。
アメリカは8倍。
格差が最も激しいのは南アメリカの35倍。ブラジルなども貧富の差がひどいらしい。
世界の中での日本の順位は7位。先進国の中で,日本は一番の国らしい。
これでも本当に一番なのと皆は思っているが,データを見ると実際そうだということだ。
違いがあるのはある意味当然のことであって,そこを同じようにしようとするから競争力がつかないとおっしゃっていた。
皆違ってみんな良いということだった。(今回は乙武さんとは違う意味の違いだった。彼はバリアフリーについて。)
質問タイムがあったら,女王様は小学校の英語教育の導入についてのご意見を賜りたかったのだが,その時間がなかったので,これまた残念だった。
アメリカのように自己責任の部分を自覚しなければならないこととか,リスクをしょわない利益は見込めないと言われていたことが印象的だ。
女王様は,全てはすべて同じ意見ではないが,評論家の方って世間一般の人がオブラートに包んで言えないことを,ばっさりとずばり言ってのける方がなれるのだなと感じた。
大宅さんはカッコいい女性だった。仕事をしながら,2人の娘さんのママであり,そして旦那さんと45年も連れ添っているなんて理想的。
(大宅さんの顔)
①社長
②市議会議員
③教育・環境・税・年金・警察・道路関係の委員会のメンバー(国の主要な政策に関わった方)
④大宅さん世代のファッションリーダー(テレビに出演すると,話の内容よりも洋服やアクセサリーの番組への問い合わせが多いらしい)
⑤妻
⑥母(2人の娘さん)
⑦評論家
⑧作家
ざっと上げただけでも8種。
女王様
①男子校の教師
②母
③妻
・・・・だけだ。
夢の目標としては,
④社会活動家
⑤ファッションリーダー兼いろんな意味での代弁者
⑥作家
⑦音楽家
・・・・・・・想像するだけでお腹いっぱい。
妄想して楽しんでおこう。
勉強せねば,勉強,勉強。(遊びも勉強のうち)