日本の教員１１時間勤務 フィンランドの倍近く
小中学校教員の１日の平均勤務時間（休憩を除く）は１１時間６分で、国際学力調査で高い学力を示すフィンランドの６時間１６分より５時間近く長いことが２２日、国民教育文化総合研究所の調査で分かった。
研究所は「フィンランドは学習指導が主だが、日本は文書整理や部活、学校行事の準備に追われている」とみている。
調査は昨年１～５月に実施、両国の計約１１００人の教員が回答した。日本は、フィンランドより２０分早い午前７時３６分に学校に到着。学校を出るのは約４時間遅い午後７時２分だった。
主な業務のうち、両国の差が際立ったのは１カ月当たりの文書作成。日本が２２・８回なのに対し、フィンランドが５・７回だった。
平均が１１時間であるだけで，
私は，朝７時１５分～夜８時半（部活を入れて）の１３時間を超えることがよくある。朝補習がある場合は，７時半から授業。
休日はほぼ部活でつぶれ、自分の時間などほとんど無い。
子供達と一緒に下宿先に住んでいる先生は，２４時間。
教員の待遇は皆さんが思っているよりも良くない。
ただ，自身の得意分野を教えることができることで人を育てていくという立場は，やりがいが大いにあるので我慢できるだけである。
独身の頃は，あまりにも忙しく時間がないので，結婚できないのではないかと思ったこともあった。
仕事のできる人はさらに仕事が増え忙しくなるのは，会社でも学校現場でも同じである。
結婚の有無は，仕事のできるできないはあまり変わりがない。
自由な身でも，子育てまっただ中の女性の先生より，あまり仕事ができない男性の同僚はいる。
足かせ無くても担任になれない男性教諭より，家庭でも仕事場でも，猫の手を借りたいほどの忙しさの女性の方が，仕事ができる場合もある。
こちらでは，管理職の登用は，女性は家庭科や体育。
今年初めての女性の校長誕生。（これって遅いですよね）
全国的にも，女性管理職の登用率は全国でも最下位。
男女平等の中で育った女性には非常に酷な環境ではあるが，
男性諸君は天国のような所。
そういう土地がまだ日本にはある。
男性頑張れ！