晴彩さんが紹介してくださった,デール・カーネギーについて | 女王様のブログ

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ある女性教師の日常のこと,悩みや課題を率直に書いた,ぶっちゃけ話。

デール・カーネーギー 人物紹介


 1888~1955年。米国生まれ。ミズーリ州立学芸大学卒業。雑誌記者、俳優、セールスパーソン等様々な職業を経て、コロンビア大学とニューヨーク大学の夜間講座にあった「話し方教室」の講師を志願したが断られたが、1912年ニューヨーク州マンハッタンのYMCAの夜間学校で話し方教室「デール・カーネギー・コース」を開業。やがてカーネギーは話し方だけでなく、話すことで潜在能力を引き出し人間関係を良好に築く訓練へと充実させ、デール・カーネギー・トレーニングを完成させ、D.カーネギー研究所設立。1936年に「How to Win Friends and Influence People」(邦題「人を動かす」)を出版。一躍、全米でのベストセラーとなり、人間関係の先覚者として名声を博す。1955年、66歳で死去。

 デール・カーネギー・トレーニングは、世界80数カ国で卒業生600万人の実績を誇り、日本では過去41年間に約5万人の卒業生を送り出しています。
 日本では、マツダ(株)、カルビー(株)など多くのトップ企業が社員研修の一環としてデール・カーネギー・トレーニングを採用し、大きな成果を上げています。

 デール・カーネギー・トレーニングは、
1. 自分に自信を持ち自分を最大限に表現すること。
2. 他者を認め、Win―Win(自分にも相手にもメリットがある)の関係を築くこと。
3. リーダーシップを発揮して、目的達成の熱意を持続すること。
 の3つを根本テーマに、自信と勇気、何ごとにも積極的に挑戦する心構えと態度、ビジョンの設定とそれを達成するための熱意ある行動力など、厳しい社会を生き抜く強さを身につけ、また、人間関係を良好にするスキルの向上を通して他者を認め、協力し合って、より充実した毎日を送る方法を身につけるというものです。


 ※ 鉄鋼王のアンドリュー・カーネギーと混同されることも多いようです。
 アンドリュー・カーネギー 1835~1919年。スコットランド生まれ、移民としてアメリカへ渡る。寝台車を製造する会社の株の配当金を資本として鉄鋼業を始め、鉄道関係で大きく成功を修めた事業家であったことから、鋼鉄王などと呼ばれる。教育や文化の分野へ多くの寄付を行ったことから現在では慈善家としてよく知られている。
 古くからクラシック音楽、ポピュラー音楽などのコンサートが頻繁に開催され音楽の殿堂となっている「カーネギー・ホール」(ニューヨーク、マンハッタン)の設立者としても有名。


デール・カーネーギー 名言集


 デール・カーネーギーの著書 「人を動かす」 「道は開ける」 の中から


幸福 ・・・

  • 幸不幸は、財産、地位、あるいは職業などによって決まるものではない。何を幸福と考え、また不幸として考えるか・・・その考え方が幸不幸の分かれ目なのである  
  • 幸福への道はただ一つしか無い。それは我々の意思の力ではどうにもならない事柄について悩む事をやめることにある
  • 過去と未来を鉄の扉で閉ざせ。今日一日の枠の中で生きよう
  • 幸福になりたければ、やれ恩を返せだの恩知らずだのと言わないで、人に尽くす喜びだけを生き甲斐にしようではないか。
  • 他人の短所を見れば憂うつになり、他人の長所を見れば人生が明るくなる
  • みじめになる秘訣は 自分が幸福か幸福でないかを考える暇を持つことである
  • 私たちの人生を彩るさまざまな事象のうち、およそ90%は正しく、10%は誤りである。幸福を願うのなら、やり方としては、正しい90%に力を集中し、誤った10%は無視すればよい。もし苦悩と悲惨を願い、胃潰瘍になりたいのなら、誤った10%に力を集中し、栄光に満ちた90%を無視すればよい。

自分 ・・・
  • 人間嫌いを直す簡単な方法は一つしかない。相手の長所をみつけることだ。長所は必ずみつかるものだ。
  • 自分の欠点ばかり気になり出したら、そんな劣等感を直してくれる人間はこの世に一人しかいない。つまりあなた自身だ。直し方は次の言葉に尽きる。
    「おのれ自身のことを忘れよ」 恥ずかしくなってきたり気おくれしたり、自分が気になり出したりしたら、すぐその場で何か他のことを考えることだ。人と語り合う際には、話題以外のことはいっさい念頭にはおかない。相手がこちらのことをどう思っていようが、こちらの話しぶりをどう思っていようが、決して気にしないことだ。自分のことは忘れて、先を続けることだ。
  • 不可能だと思わない限り人間は決して敗北しない
  • 人間は逃げ場がなくなれば、不幸と災難に耐え抜き、それを克服することができるものだ
  • 何かを成し遂げようという気持ちが無ければ、世間のどこへ行っても頭角を現せない
  • 他人に興味を持つことによって自分自身を忘れよう。毎日、だれかの顔に喜びの微笑みが浮かぶような善行を心がけよう

対人 ・・・
  • 深い思いやりから出る感謝のことばをふりまきながら日々を過ごす・・・これが、友をつくり、人を動かす妙諦である
  • 自分に関心を持ってもらうために2年間費やすよりも、他人に関心を持てば二週間でよりたくさんの友人を作ることができる。
  • あなたが明日会う人々の四分の三は、「自分と同じ意見の者はいないか」と必死になって探している。この望みをかなえてやるのが、人々に好かれる秘訣である。
  • 十人中九人は、親しくなってみると前より好感が持てる。
  • 相手は間違っているかも知れないが、彼自身は、自分が間違っているとは決して思っていないのである。だから、相手を非難しても始まらない。非難は、どんな馬鹿者でもできる。理解することに努めねばならない。賢明な人間は、相手を理解しようと努める。相手の考え、行動には、それぞれ、相当の理由があるはずだ。その理由を探し出さねばならない・・・・そうすれば、相手の行動、さらには、相手の性格に対する鍵まで握ることができる。ほんとうに相手の身になってみることだ。
  • 他人に何か行動を促す唯一の方法は、相手が欲しがっている物について語り、どのようにしたらそれを手にできるかを相手に示してあげることだ。

勇気 ・・・
  • 大抵の者は自分でも思いがけないほどすばらしい勇気を持っている
  • もし自分が間違っていたと素直に認める勇気があるなら、災いを転じて福となすことができる
  • もし何かを恐れているなら、他の人々もあなたと同様、何かに対して恐怖心を持ったことを思い出していただきたい
  • 恐怖を克服する決心をしさえすれば、たいていの恐怖は克服できる。恐怖は人の心の中ににしか存在しないからだ。
  • 勇気ある人間になりたければ、本当に勇気があるかのように振舞うことだ。そうすれば元気が出てきて、「自分だって、あれくらいのことはできるのだ」という気になるから妙だ。
  • 優柔不断は疑いと恐怖心を生み出し、行動は勇気を生み出す。恐怖心を克服するには、家に閉じこもってくよくよしていては駄目だ。外へ出て仕事に精を出すことだ。

仕事 ・・・
  • この世は、興味あるもので満ち満ちている。こんな素晴らしい世界で、だらだらと人生を送るのは、もったいない。
  • もし人生に退屈しているなら、何か心からやり甲斐があると信じている仕事に没頭することだ。「この仕事こそ生き甲斐だ、死んでも悔いはない」という気持ちで働けば、夢のように幸福な人生が訪れる。
  • 我々の大切な任務は遠くにあるぼんやりとしたものを見ることでは無い。はっきりと手近にあるものを実行することである
  • 精を出して脇目もふらずに働く。これがこの世でもっとも安価な、そして最上の健康薬である。
  • 仕事が面白い「ふり」をすると、それだけで仕事が本当に面白くなるから妙だ。疲れをあまり感じなくなるし、緊張も解け、心配も柔らぐ。
  • 楽しそうに振舞っていると、いつか本当に楽しくなる。物事に熱中するにはこの手に限る。仕事にしろ会議にしろ、面白くてたまらないといった態度でとりかかれば、いつの間にか本当に熱中している自分に気がつくものだ。
  • 成功者とは、失敗から多くのことを学び取って、新たに工夫した方法で、再び問題に取り組む人間のことである。
  • 一見たいしたことない仕事でも、思い切って全力を注ぐことだ。仕事を一つ征服するごとに実力が増していく。小さい仕事を立派に果たせるようになれば、大仕事のほうはひとりでに片がつく。

カーネギーホールのカーネギーと勘違いしていました。別人でした。

スピーチの原稿がなかなか見つかりません。

まだ検索中です。     

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