以下をご覧になり, ご賛同いただける方がおりましたらご協力のほどお願いします。
お知り合いからメールが届きまして,どうにかできないものかと感じましたのでブログにも載せます。
保見団地から緊急支援のお願い
―解雇された日系人労働者とその家族の生活を守るために―
昨年来の深刻な不況により、主に製造業を中心に多くの派遣労働者や期間工が解
雇され、生活に困窮していることは、すでにご存知のことと思います。とりわ
け、日系人労働者は、そのほとんどが派遣労働者として自動車関連の工場で働い
てきたため、自動車販売不振のあおりを受けて解雇される人が増え、本年3月に
は日系人労働者の失業率は70%から80%に達するであろうと言われています。
そのため、4千人の日系人が住むここ保見団地でも、多くの日系人労働者とその
家族が現在、収入がなく、生活に困窮しています。また、住んでいた社員寮から
の退去を余儀なくされて住むところがなく、友人・知人のアパートに身を寄せて
いる家族もいます。さらに、日系人の子どもたちが通うブラジル人学校では、両
親の失業で授業料を払えなくなり、退学して不就学となった子どもたちも多数い
ます。このように、今回の大不況で、日系人労働者とその家族はたいへん大きな
ダメージを受け、日系社会も崩壊の危機に直面しています。
そもそも日系人労働者は、日本国内の製造業の人手不足を補うために、日本政府
や産業界が求めてブラジルやペルーから呼び寄せた労働者です。この20年間、主
に自動車製造の下請け・孫請けの工場で、危険できつい仕事に従事し、日本の産
業を底辺で支えてきました。その間に、定住化が進み、日本生まれの日系人の子
どもたちも増えてきました。そうした日系人労働者が、長年の社会貢献も顧みら
れず、雇用の調整弁として簡単に切り捨てられているというのが現状です。
そこで、私たちは、ここ保見団地を中心に、日系人労働者およびその家族の
雇
用、住宅、教育問題の解決に取り組み、彼らがすでに定住している日本において
人間らしい暮らしができるように、また、失業を乗り越えて暮らしを立て直すこ
とができるように、緊急の支援活動を始めました。
皆様には、この緊急支援活動に是非ともご協力いただきたく存じます。すでにこ
れまでにも多くの支援をいただいてきており、さらに支援のお願いをするのはた
いへん心苦しい限りですが、予想をはるかに超える緊急事態が発生しているとい
う事情をご理解いただき、ご協力いただければ幸いです。
2009年2月
特定非営利活動法人 保見ヶ丘ラテンアメリカセンター
代表理事 野元弘幸
(支援活動の内容)
生活支援 困窮家族のための食糧援助、生活・医療相談、通訳
住宅の確保 県や市への公営住宅提供や公的支援を求める要請活動
再就職のための職業訓練 日本語学習機会の提供など
教育保障 子どもたちの学習保障のためのブラジル人学校支援や補習教室支援
情報提供 雇用・住宅・生活支援関連のニュースの発行
日系人自主団体の支援 保見ヶ丘ブラジル人協会などの互助組織の支援
(皆さんにお願いしたいこと)
○寄付・カンパ
センターにご持参いただくか、下記の口座にお振り込みください。
郵便局口座 00890-2-17817
加入者氏名 特定非営利活動法人保見ヶ丘ラテンアメリカセンター
○食糧支援
お米、小麦粉、缶詰(ツナ、トマトなど)、ジャガイモ・たまねぎなど根菜、粉
ミルクなど。ご持参いただくか、下記、センター宛、お送りください。
○ボランティア参加
まずは、090-2348-1154
にご連絡ください。1週間に1度、半日でも構いません。センターで支援活動に参
加していただける方を、至急募っています。
○メール受信希望登録
みなさんに関心を持っていただき、多様な支援のあり方を今後も模索していくた
めに、「保見団地日系人緊急支援情報」をお伝えします。是非、登録ください。
下記、センターメールアドレスに、一度メールをお送りください。
緊急支援専用電話 0565-48-1108
特定非営利活動法人 保見ヶ丘ラテンアメリカセンター
代表理事 野元弘幸
〒470-0353 愛知県豊田市保見ヶ丘5-1 フォックスタウン1F
TEL/FAX: 0565-43-1607 E-mail: celaho@gaea.ocn.ne.jp
URL: http://www9.ocn.ne.jp/~celaho
<http://www9.ocn.ne.jp/~celaho
>
センターは保見団地中央のフォックスマート1F、駐車場横にあります。