ノーベル賞をとった益川敏英教授は,ノーベル賞の授賞式で,MCに日本語で紹介させたすごい人。
本当にすごい人はこのような人だ。
私の知り合いに,バブル期にイギリスに移住し日本語を広めようとした人がいる。
その当時,日本の経済力はすごかったので,それが可能だと真剣に考えていたようだ。
バブルがはじけた後,「日本政府はもっと日本語を広めるべきだった。これからは厳しい。」とやっと現実を受け入れたようだ。
バブル時代に,英語を導入しようなどの話など皆無に等しかった。
日本人は皆,強気だった。
このような厳しい時代に,教師も生徒も苦しめるようなことを,どうして国は推し進めるのだろう。
これから迎える厳しい現実や本当に人々と語り合っていかねばならない出来事から,私達を遠ざけ,分断させ,
非難が国に向かわないようにごまかそうとしているのではないかと,
私達を愚民にしようとしているのではないかと思えて仕方ない。
本当に立派な人は,英語が出来るとか出来ないとかで決まらない。益川教授はそれを実際に示してくれた。
本当に偉いし,すごい人だと思う。
