どしゃ降りのあとの劇的な光。
太陽が顔をだせば、いつだって、かなわない。
これほどまでに胸に響くとは思わなんだ歌を、心にしまって、自分の道をまた歩く。
ひたすらにそれぞれの旅路を急ぐ。
ゆっくり立ち止まったりしながら、涙をおさえたり、ぬぐったり、こらえず垂れ流したり。
言葉以上に重い言葉。言わずもがな誰でも知っている。
答えなどない。求めても何もない。
ただただ今のこの気持ちを、明日につないでゆく。
気持ちこめた行動。いつのひか、またどこかの町で会うだろう。
大きい道も小さい道も、光があたろうが、あたるまいが。
分からないことだらけの浮き世に、確かな感覚と温もりが存在していた。
彼や彼女は、今日も歌うのだろう。
旅は続く。終わらないで、脈々と受け継がれてゆく。
久しぶりに、ほんとうに久しぶりに、この感覚がふってきた。
この瞬間に残したいと思った。
誰に伝えたいわけでも、振り返りたいわけでもない。
この瞬間に落とし込みたいと思った。
ありがとう、またね。
それぞれの旅路を。
またどこかで会おう。会える気がする。
この世かあの世か分からないけど、求めるものは違うけど、深いところでは、おんなじだと思った。
街の中も、森の中も、山の中も、水の中も。
ここで息をして、また、明日に会おう。
ありがとう。