転がるお前に『苔』は生えない

ASIAN DUB FOUNDATION

「COMMUNITY MUSIC」 2000

Real Great Britain
Memory War
Officer XX
New Way New Life
Riddim I Like
Collective Mode
Crash
Colour Line
Taa Deem
Judgement
Truth Hides
 Rebel Warriors
Committed to Life
Scaling New Heights


いきなりですいませんが、4曲目の“New Way,New Life”は、

私的ソウル・ソングかなり上位です(現時点において)



在英インド・バングラディシュ系2世の面々が
.
音楽教育センター「コミュニティ・ミュージック(中心人物Dr.DASが主宰)」で出会い、結成される。

既存のダンス・ミュージックの快楽主義に真っ向から対峙しながら、

人種差別や階級闘争に対し強烈なメッセージを発しつづける政治音楽集団だ。

ドラムンベースやラガ、ヒップホップなどを、東洋的な土臭い雰囲気をもったメロディとグルーヴで昇華。

そして、クラウドを興奮と歓喜のるつぼに誘い込むライヴ・パフォーマンスは、

社会派パーティ・バンドとしての確固たる地位を築いている。

攻撃的な厳しさと共に、共存意識のような幸福感も有している姿勢は

彼らのライフ・スタイルを如実に表しているといえるだろう。


 '94年夏、アキ・ナワズ(exサザン・デス・カルト、ファン・ダ・メンタル)のレーベル"Nation Records"から

E.P.をリリース。

翌年10月にNationから伝説の1stアルバム"FACTS AND FICTIONS"をリリースする。

(日本盤はBad Newsよりリリース)

 その後ヨーロッパ・ツアーを行い、特に好評であったフランスで2nd"R.A.F.I"を

限定でヴァージン・フランスよりリリース。

この2ndは日本にはわずかな数しか輸入されなかったが、外資系レコード店を中心に話題を集める。


その後、プライマル・スクリームとの全英ツアー、

ATARI TEENAGE RIOTとのスプリットシングルをリリース、

日本でも知られる存在となった。


 '98.4月に日本先行で"R.A.F.I"に手直しを加えた"RAFI'S REVENGE"をリリース。

日本でもブレイクし、様々な音専誌、ファッション誌で紹介された。

欧米のツアーを大成功させ、初来日は"フジロックフェスティバル"のステージで、

日本のオーディエンスを大熱狂させた。


来日公演も全国大入りでライヴ・バンドとしての本領を発揮、

様々な層からのリスペクトを集めている。


'98年のフジ・ロック・フェスティヴァルに参加し、

出演アーティストの中でも最高のパフォーマンスと絶賛されたAsian Dub Foundationの

大ヒット・アルバム『Rafi's Revenge』以来2年ぶりとなる

 2000、3/8にアルバム"COMMUNITY MUSIC"をリリース。

時代、人種、国境を超えた圧倒的なインパクトでミュージック・シーンに衝撃を与えた彼等だが、

Primal Screamにも大絶賛されたその東洋パワーは、本作で更に充実を見せている。

“Real Great Britain”、

“New Way,New Life”などがシングルヒットした。

前作までと比べると、彼らの特徴のひとつであるラディカルな政治意識は少し弱まり、

低音がいい具合に軽くなっているのがわかる。

しかし、それが結果として逆に軽やかに跳ねるようなサウンドづくりにあらわれており、

ADFサウンドの新たな展開を見せている。

政治闘争よりも、タイトルにもあるように身の回りの仲間=「コミュニティ」とともにあがっていこうという

ポジティヴな意識が強く感じられる作品。

今作をもってヴォーカル/McのDeederが脱退。


Deederの声は、ジョン・ライドンを彷彿させる(私的に、そんな風に感じるのですが・・・)。


CDとジャケ違いなところも、好印象。

盤のジャケの方が全然かっこいい。


無論、以降の作品も、Voが変わっても、色褪せることなく、かっこいいんですが、

Deederへリスペクトの意を込め、この作品を推します。



そんな話。




日記のタイトル、ちょっとバカっぽくぼけてみましたが、なかなか秀逸・・・・かな。


“New Way,New Life”は、私的ソウル・ソングかなり上位です(現時点において)