転がるお前に『苔』は生えない


Primal Scream

「THE BIG MAN & THE SCREAM TEAM MEET THE BARMY ARMY UPTOWN」

Creation 1996

Full Strength Fortified Dub
Electric Soup Dub
Jake Supreme



「でかい男と喚くチームは町で能無しの軍隊と鉢合わせる」

と長いタイトルが表してるように96年のサッカーのヨーロッパ選手権の応援歌らしいです。
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ただし、私にはスコットランドか、イングランドかどちらの応援歌かわかりません。





個人的には一番聞くプライマルのシングルです。隠れた名盤。
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シングルながら、オリジナルアルバムにもベスト盤などにも収録されていない
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文字通りの貴重なシングルのみの楽曲。
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シングルとして発売されながら、殆ど知名度のない曲でもある。




元々がEURO1996のタイトル曲で作られたのにフーリガン賛歌、

ファウル肯定、サポーター暴動扇動歌でむろん協会は即発禁。

ギレスピーはただ朗読しているのみ。ジャケ裏はもっとヤバイ。

PRIMALの作品ではもっとも労力の掛かってない作品だろう

しかしながら、シャーウッドのラジカルなMIXもいいし、クライマックスと後半の構成も最高に格好よい。

全体的に媚びてない姿勢がいい。

まあこういう汚いサッカー賛歌も実際アリでしょう。





プライマルスクリームのシングルと言いながら、ボーカルというか朗読はウォルシュで、

バックコーラスはデニス・ジョンソン、

サウンドはほぼシャーウッドの独壇場と、

ボビーの影が全くない楽曲で、メンバー達は何をしていたんだといいたくなるが、

これが非常にカッコいいダブロックに仕上がっている。




必聴は3曲目!

トレインスポッティングの作家アービン・ウォルシュさんの

酔っ払っているかのような呂律の回らないポエトリー・リーディングは最高にヤバイです。





当時は、バンドの状態がクスリも相まって、

アルバム「ギヴ・アウト・バット・ドント~」の出来に納得がいかない苛立たしさも相まって、

キャリア史上最もどん底にどうしようもない状態の中での収録。
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(その後、アルバム「ヴァニシング・ポイント」で完全復活を果たし、
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ドラッグをすっかり止めて現在に至る、その辺りの話は後日。)







この後も、メンバーとシャーウッドさんは(今度はまともに)一緒にお仕事をするのですが、
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のちに、シャーウッドさんが当時(「THE BIG MAN & ~」製作時)を振り返り、苦笑していた。







そんな、心温まる話