転がるお前に『苔』は生えない

Aswad

「Too Wicked」 Mango 1990

Fire
Next to You
Best of My Love
Confidential
Gotta Find a Way
Just Can't Take It
Dancing on My Own
Smile
Love Won't Leave Me
Got to Get (To Your Loving)
Old Firestick
Hang on Baby

1975年、英国で結成されたレゲエ・グループ。76年に『アスワド』でデビューを飾った。

英国出身とはいえ、ジャマイカ人の血を引くメンバーで構成されており、

本格的なレゲエ・サウンドで評価を得た。

88年、ヒップホップやファンクの要素を大胆に取り入れ、

ポップな内容に仕上げた『ディスタント・サンダー』から

「ドント・ターン・アラウンド」「ギヴ・ア・リトル・ラヴ」がシングル・ヒット。

同作も世界的に好セールスを記録し、一躍メジャーな存在となった。


“ガッシー”クラークとの共同プロデュースによる‘90作品。

レゲエDJシャバ・ランクスをはじめ、ミュージック・ワークス関係者が全面的にバックアップした強力盤で、

大ヒット確実のタイトな仕上がりだけれど、マニアよりもむしろビギナーズにウケそうだな。

ポップ路線に変更して大成功を収めた前作『Distant Thunder』に続く作品ですが、

本作もレゲエの枠を飛び越えてより幅広いリスナーに訴求できる作品に仕上がっています。

特に当時流行のグラウンド・ビートを取り入れたシングル「Next to You」は、

今日では佳曲ですが、あの頃は・・・よく知らないけどヒットしたんですかね?


Drummie Zeb(ds、vo)、Brinsley Forde(g、vo)、Tony Gad(b、vo)というメンバーの3人以外に、

僕の知っているところではShabba Ranks、Steely & Clevie、"Ibo" & "Cat" Cooper(Third World)、

Brian & Tony Gold、J.C. Lodgeといった名前をクレジットで確認できます。


このポップかつスタイリッシュなUKレゲエは今でも充分に魅力的。

特に「Next to You」、「Best of My Love」、「Smile」、「Got to Get (To Your Loving) 」の4曲は、

私的に、意外と聞ける・・・・かな。

「Fire」オープニングはShabba Ranksをフィーチャーしているのは好印象。

当時、Shabba Ranksは人気はあったっけ。

「Next to You」シングル・カットもされたアルバムのハイライト曲。

Maxi Priest「Close To You」と並び、レゲエにグラウンド・ビートを取り入れた名曲です。

「Best of My Love」はEaglesの名曲カヴァー。

原曲もそれを歌っているやつ等もまったく興味ないけれど

それなりにラヴァーズになっている錯覚に陥る事ができる。

「Confidential」 「Gotta Find a Way」ルーツ・ロック色の強い仕上がりの2曲。

いまさら感が否めない分、ちっとも心に響かない。

昔、ファンで今は眼中にないと思っている大勢のリスナーの心には全然響かない。

「Smile」この曲も当時は人気曲でしたね。

とまぁ、一蹴するのは簡単だけれど、

新しいアーティストだ、と錯覚して聞くのを勧める。


まさに「Wicked」と叫ぶ事間違いない。


か否かは定かではない



そんな話



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